(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

記憶術(1)

小生のワインエキスパート受験は終わりましたが、その中で使った記憶方法を簡単にまとめておこうと思います。
 
記憶するための方法は、様々です。
また、受験者の年齢によっても効果的な記憶方法は異なります。
それを簡単にまとめると以下のようになると思います。
 
①単純記憶/丸暗記・・・意味も分からないけれども、呪文のように単純に覚える。
⇒幼稚園~中学生の単純記憶力が高い歳の人向き
一番基本的な記憶方法です。
人間みんな赤ちゃんから丸暗記の連続で学習しています。
 
②何かに関連させて覚える・・・自分の既に知っている何らかの知識と照らし合わせ、あぁ、あれに似てるな、あれと同じだな、とイメージを持って覚える(高校生以上向き)。
例:初対面の人の名前を覚える時・・・
<例1>
相手「佐藤です」
自分の中でのイメージ(かなり良くある名前だなあ。知っている人ではあの人、この人と同じ名前かあ)
 
<例2>
相手「沢渡(さわたり)です」
イメージ(かなり珍しい名前だなあ。しかも読みにくい。その人が沢を渡っている絵を思い浮かべる)
 
<例3>
ワインの作り手の名前:「シャトー・ギロー」
イメージ(キッチンジローとギターが組み合わさってみたいな名前だなあ)
などです。
 
③理屈で覚える
<例>
黄色ブドウ球菌に対しては加熱殺菌処理が効かない
黄色ブドウ球菌は増殖時に毒素を出し、その毒素で食中毒になる。
⇒加熱して菌が死んでも毒素が残るため、加熱処理は効かない
(高校生以上向き)
 
④画像記憶
ちょっと前に流行った「右脳記憶」です。
忘れにくい記憶方法なので、お勧めです。
<例>
ボルドーメドック地方の特級ワインの格付・・・「シャトー・モンローズ」はサンテステフ地区の2級である」
(確か教科書のあのページの上から1段目、左から2番目に書いてあったなあ。だから2級だ)
単純記憶/丸暗記に近いですが、文字情報ではなく画像情報で覚えるのが特徴です。テキスト等をぼんやりながめることの繰り返しで覚えていきます。
⇒年齢層を問わずお勧め
 
⑤語呂合わせ
ご存じ「1192(いい国)つくろう鎌倉幕府」や「1492(意欲に)燃えるコロンブス」「644(無視し)ちゃいけない善管注意義務・・・民法644条」などです。
歴史、法律等には必須の暗記方法です。
⇒対象年齢層を問わず
 
⑥一部記憶/不完全記憶
何だそりゃ?と思われると思いますが、文字通り、必要な情報の一部を不完全な形で覚える方法です。
試験がマークシート方式等、記憶が不完全でも正答できる場合など、特定の場合にのみ使えます。
説明がちょっと長くなりますので、次回にまた書きます。