今回はドイツ国境に近い、フランスのアルザス地方のワインを紹介します。
名称:ドップ オ ムーラン リースリング / Dopff au Moulin Riesling
Type:白・辛口 Vintage:2007
生産者:ドップ オ ムーラン ぶどう品種:リースリング
価格:1980円(セール価格) 種類:白・辛口
リースリング種と言えば、日本では甘口のドイツワイン「マドンナ」などが有名ですが、アルザスではこの品種から上質な辛口ワインを造っています。
うっすらとした麦藁色。アロマ(ぶどうそのものの香り)は青リンゴのような、やや酸味を予想させるものの、さわやかな香り。ブーケ(醸造香。グラスの中でワインを揺らして立ち上ってくる香り)もあくまでさわやかで、ハーブのようなすっきりしたミネラル香を感じます。
飲んでみると、リースリング種特有のさわやかかつはっきりとした酸味を感じつつ、果実味及びコクも感じられ、非常にバランスの良い味わいがします。
正直に感動的な味わいでした。
小生は白ワインではフランス・ブルゴーニュのシャブリ(特に生産者ウィリアム・フェーブル)、イタリアのオルヴィエート・クラシコ(特にアンティノリ社製など)、ソアーヴェ・クラシコなどのミネラル香の強いワインが大好きなのですが、それらよりこのワインが好きかも知れない、というくらいです。
小生はできるだけ多くのワインの飲み比べを楽しみたいので、基本的においしいと思っても同じワインは買わないのですが、今回初めて「これをあと2,3本買おうかな」と初めて思いました。
実際には1,980円は小生の中ではやや高い価格帯に類するので、1,000円で売っていたブルゴーニュのシャルドネ種のワインを買いましたが。。。(これはこれでお得でした。多分おいしいので後日アップします)
辛口白ワインがお好きな方には、本当におすすめの1本です。
また、リースリングの甘口ワインは好きだけど、辛口はちょっと・・・という方にも、辛口ワインへの入門用の1本として、おすすめです。
小生の素人的評価:10(10点満点)
★★★★★
このコーナー開設以来、初の満点です!!