(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

モンラッシェ!(Puligny Montrachet)

さてさて、ついにモンラッシェ買っちゃいました(ハーフだけど・・・)。
シャサーニュじゃなくてピュリニィの方ですが。
 
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ぶどう品種:シャルドネ
生産者:オリヴィエ・ルフレイヴ "Oliver Leflaive"
Vintage:2007年  価格:2,600円程度(ハーフ。フルボトルは6,300円程度のようです)
アルコール度数:13.5%
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白ワインと言えば、シャルドネ
そしてその最高峰に立つのが、”モンラッシェ”です。
モンラッシェとははげ山のことだそうで、その山のどちら側の村かでモンラッシェの前が”ピュリニィ”になるのかのか”シャサーニュ”になるのかに分かれるそうです。
 
ワインの色はやや濃いめの黄色。
香りはリンゴ、白い花のようなシャルドネ特有のさわやかな香りと、アロマ(熟成香)に樽熟成による香り(オーク?の香り)が立ち上って来ます。
味は樽熟による強さとまろやかさを兼ね備えており、実にバランスが取れています。
2007年と比較的若いヴィンテージであることもあるのでしょうが、フレッシュさを微妙に保ちながら、酸味は控えめで、あくまで上品な味わいです。後味に心地よいちょっとした苦味を感じるのも、高級感を際立たせています。
 
前に紹介したムルソーはあまりにもタルタルした味でしたが、このワインはそこまで樽の香りが強くなく、雑味を打ち消す程度の軽いものです。
ワイン全体としての完成度、バランスはやはり素晴らしいと思いました。
このワインの後に他の白ワインを飲んでも、やはり何かしら物足りない感じがするでしょう。
 
但し、値段相応に他のワインとハッキリ違うか?と問われるとちょっと答えに詰まるでしょう。
確かに、噂にたがわぬ素晴らしさはありますが、例えばブルゴーニュでもシャブリのグラン・クリュ(特級畑のぶどうを使用)、またはアルザスリースリング種、イタリアのトレッビアーノ種から造られたワインでも、生産者、地区などによってほぼ同水準の素晴らしいワインがあることは事実だと思います。
もちろん個人個人の好みの問題もあるでしょう。
 
小生の感想としては、赤ワインは値段が高ければ高いなりの素晴らしいワインに出会えますが、白ワインはお金を積んだからと言って、それほどグレードアップしない(できない?)のではないかと思いました。
素人なりの結論なので、単に舌が未熟なだけかもしれませんので、また何年後かに飲むと違った感想を抱くのかもしれませんが。。。
 
誤解を恐れずに独断と偏見に満ちた、正直な今の感想は
「アンティノリのオルヴィエート・クラッシコが世界中の白ワインで一番うまい」
ということです。。。
早速妻が後ろで「本当に独断と偏見に満ち満ちてるねぇ」と言っています。。。はい。全面的に認めます。。。
 
今回はピュリニィの方でしたが、いつかシャサーニュの方も飲んで結論を出したいと思います(”いつか”は現れるのでしょうか・・・?)。
 
小生の素人的評価:9(10点満点)
★★★★☆