(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

中日新聞杯レビュー・・・やはり強い4歳世代

中日新聞杯のレビュー(回顧)です。
 
オースミスパークがいいペースで逃げ、淀みない流れになりました。
やや重馬場でちょっと時計が掛かる馬場でもあり、底力を問われたレースだったのではないかと思います。
 
勝ったのは11番人気のコスモファントム
5番手付近の馬群の中を追走し、3~4コーナーで追い通しでしたが、直線入り口でダノンバラードゲシュタルトの間に入り込みました。
直線もしぶとく伸びて、ダノンバラードを交わして優勝。
この馬のしぶとさ、パワーが活かせる流れになったことが最大の勝因ではないかと思います。
出来が今一つと聞いていましたが、昨年も年明けの金杯を勝ったように、寒い時期に調子を上げるタイプなのかも知れません。
ともかく休み明け、57kgの斤量を背負っての勝利は底力あってのものでしょう。
GⅠではやや決め手が足りない印象ですが、GⅢ級では力が上でした。
 
鞍上の大野騎手はこれが重賞初勝利。
テレグノシスとかで勝っていたかと思っていたのですが。。。
おめでとうございます。
人気馬にはなかなか恵まれませんが、ソツのない騎乗をする騎手です。
ここでもダノンバラードゲシュタルトの間に入り込んだのが勝因で、ゲシュタルトの外を回っていたら勝てなかったと思います。
 
2着に小生の本命ゲシュタルト
中団を追走して、向こう正面から外に出して、4コーナーで手応え良く外から上がって来ました。
直線も良く伸びていますが、内を走るコスモファントムに競り負けての2着。
コスモファントムが休み明けなのに対し、こちらは順調に使って調子を上げたところでの競り負けだったのでややもの足りない印象もありました。
ただ2着の多い馬で、並んで叩き合う展開に弱いのかもしれません。
この馬も57kgを背負っての好走なので、まあ力は示したと言って良いでしょう。
 
3着に2番人気のダノンバラード
道中は中団の外目を追走し、3~4コーナーで一気に仕掛けて直線で先頭に立ちました。
ただそれなりに速いペースを追いかけてのものなので、結果的に仕掛けが一瞬速かった印象です。
強い4歳2頭にゴール前で交わされ、3着まで。
この馬の斤量56kgに対し上位2頭は57kgを背負っていたので、力が及ばなかったとも言えるでしょう。
この馬はまだ3歳ですし、叩き2走目。
まだ成長してくる馬でしょう。
 
4着に1番人気のエクスペディション。
中団の内側を追走していましたが、4コーナーで外目に出してまくって行きました。
しかし上位3頭には突き離されての4着。
もともと休み明けは走らない傾向の馬なので、こんなものなのかもしれません。
叩けば確実に変わってくる馬でもあるので、次走に注目です。
 
5着にマイネルスターリー。
内枠を利して終始馬群の内を追走し、直線は馬群の中を割って来ました。
良く伸びて掲示板を確保。
この馬としては力を出し切ったように思います。
 
6着は道中2番手~進めたエーシンジーライン
3か月ぶりの競馬でした。
オースミスパークの刻む速いラップを追いかけて、直線では一旦先頭に立つこの馬らしい競馬でしたが、上位馬の決め脚に屈しました。
休み明けでしたし、ちょっと展開もきつかった中で良く走っていると思います。
次走に注目したい1頭です。
 
7着にトップゾーン。
この馬もずっと内を追走し、直線もダノンバラードの内に進路を取りました。
バテてはいないのですが、上位馬には決め手負けした印象です。
この馬なrに力は出せたのではないかと思います。
 
8着に3番人気のユニバーサルソング。
ずっと馬群の内側に閉じ込められる格好で、直線を向いたところで後方におかれてしまいました。
小回り小倉でこのポジションはちょっと厳しかったと思います。
直線も厳しい位置から良く追い上げて入るのですが、8着まで。
ここではやや脚を余した感じです。
前走オープン特別を勝っているように、力はここでも見劣らなかったはずです。
ここは度外視して、人気が落ちた次走に期待したいと思います。
 
新味を見せたのは9着のオールアズワン
後方からの競馬とは言え、出走馬中ただ1頭だけ上がり3F34秒台で追い込んで来ました。
これまで先行してだらしないレースが続いていましたが、これがきっかけになりそうな感じです。
次走はメンバー次第で注意が必要かもしれません。
 
もう少し時計のかかる馬場なら良かったのかもしれませんが、9歳ながら厳しい流れを先行して良く残っています。
 
小生の穴指名マヤノライジンは12着。
先行集団の外目を追走していましたが、3~4コーナーでペースが上がると置かれてしまいました。
速いペースの外目を追走したので厳しかったとは思いますが、まあ、こんなものか・・・とも思います。
この馬も10歳馬。良く頑張っています。
 
逃げたオースミスパークは17着。
速いペースで逃げたのは辛かったというのもあるでしょうが、もともと2000mには実績のない馬。
4コーナーでエーシンジーラインに並びかけられるともう余力がありませんでした。
ただ逃げ脚の軽快さは失われていないので、1800mまでの距離でマイペースならもっと走れると思います。
 
個人的には今年2度目の万馬券的中となりました。
ローカル重賞らしい荒れっぷりでしたが、前2頭とも重賞勝ち馬で、しかも充実の4歳秋。
予想欄でも掻きましたが、いわゆる「人気の切れ目」(=上位人気馬が過大評価されているのに対し、実力はそれほど差がないのに、人気では差が付き、過小評価されている状態)でおいしいところでした。
こういうところをソツなく取って行きたいところです。。。っていつもそううまくは行かないのですが。