(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

小倉記念レビュー・・・スプリント戦並の超ハイペース

小倉記念は開幕週の馬場で前に行った馬が止まらないという意識が各騎手にあったこと、逃げ馬が2頭いたlことで、予想以上のハイペースになりました。
 
ラップを見ると前半の1000m通過は57秒1、後半の1000mは60秒2と、完全なハイペース。
特に前半3F33秒3、前半4ハロン45秒3はマイルのG1よりも速いペース。
スプリント戦並のハイペースでした。
 
この流れではさすがに逃げたホクトスルタンは持たず、17着惨敗。
3、4番手追走のサンライズベガも15着惨敗。
5番手追走のコスモファントムも14着惨敗。
この辺の馬達は落ち着いた流れならもう少し走れたはずなので、次走まで覚えておきたいところです。
 
一方、2番手追走で直線先頭の競馬を見せた小生の本命エーシンジーラインは5着、3番手追走のリクエストソングは3着と踏ん張りました。
この2頭は流れを考えるとかなり強い競馬をしており、次走以降期待できるでしょう。
 
さて、勝ったのはイタリアンレッド
スタートはやや出遅れ気味でしたが、今日のペースを考えるとそれが却って良かったと思います。
それでもハイペースを外をまくり切って勝ち切ったのは強い競馬と言えるでしょう。
この夏絶好調のようで、ひょっとすると秋の天皇賞あたりでもいいところがあるかもしれません。
牝馬同士のエリザベス女王杯に出てくれば、まず好勝負でしょう。
 
2着に人気薄のキタサンアミーゴ。
この馬が来るとは・・・というのが多くの人の感想でしょう。小生もその1人です。
ただ春にはダイヤモンドSで3着があり、重賞級でも通用する力は持っていたとは思います。
それにしても実績から距離不足と思われましたが、超ハイペースとなり極限のスタミナが問われる勝負となったことがこの馬には良かったとは言えるでしょう。
こういうちょっと考えられない馬を持ってくる熊沢騎手の、どんな馬に乗っても最後まであきらめない騎乗には頭が下がります。
 
長らく不振だったように見えますが、出走したレースの格が高かっただけで、数少ないブエナビスタに先着した馬であるように、これくらい走ってもいい馬です。
好スタートから内目の絶好位を取った石橋騎手の好騎乗もありましたが、これくらいは走って当然の実力の馬でしょう。
 
6着に1番人気のナリタクリスタル
前走の金鯱賞でもそうでしたが、どうも促さないと前に進んで行かない感じでした。
それで位置取りが悪くなり、内枠だったこともあり、勝負どころで上がって行けない感じでした。
直線もそれなりに伸びてはいましたが、ところどころで前が壁になっていました。
57.5kgの斤量も堪えたと思います。
ここ2走馬に走る気が感じられないのが気になるところで、次走での評価が難しいところです。
 
この馬も後方から。
直線内からそこそこ伸びてはいますが、やはりところどころで前が壁。
休み明けでもあり、次走はもう少し走れるとは思いますが、年齢的にも往年の力を望むのは酷でしょう。
 
6番人気のホワイトビルグリムは9着。
展開はこの馬に向いたと思いますが、伸びそうで最後は脚が上がっていました。
4コーナーで大外を回って一気に脚を使った影響もあるでしょうが、似たような競馬でイタリアンレッドは勝っているので、そこは実力差としか言いようがありません。
 
2番人気のアドマイヤメジャーは10着惨敗。
位置取りも後ろでしたが、直線馬群を捌き切れない感じでした。
結果的に、思いきって大外を回ってくれば良かったのかもしれませんが、これは仕方ないでしょう。
最後は伸びてきてましたし、このレースは度外視していいと思います。
 
ハイペースでしたが、開幕週で馬が内側に密集したので、先行馬だけではなく、内枠の差し馬にも苦しい展開でした。
どこレースでもそうですが、各馬運不運があったので、次走見直すべき馬は覚えておきたいところです。、