結局勝ったの大井、は戸崎騎手騎乗のマグニフィカでした。
戦前から逃げることが予想されていましたが、おそらく圧倒的１番人気のバーディバーディが早めに先頭に立つことが予想されていたため、楽な展開にならないだろう、との予想で６番人気にとどまっていたのだと思います。
競馬では予想通りバーディバーディが２番手でプレッシャーをかけていましたが、３コーナーあたりで早々に手応えが悪くなり、先頭集団について行けなくなるという予想外の事態。
そのため、３～４コーナーで脚を貯めることができたのが大きかったと思います。
直線になっても後続との差は縮まらず、ゴール寸前にさすがに脚が上がったものの、先頭でゴールイン。
勝ちタイムの２分５秒２は、良馬場発表とはいえ雨続きでやや脚抜きが良くなっていた馬場を考慮すると、決して優秀なタイムではありませんが、直線での粘り腰・勝負根性はなかなかのもので、決してフロックではないと思います。
今後も交流重賞でコンスタントに活躍が期待できます。
結果２着に終わりましたが、大井の深いダートでいきなり結果を出したのはダートへの高い適性があるという照明以外の何物でもありません。
ＪＲＡの３歳勢では、ダート戦線のトップに躍り出たと言っても良いレース内容でした。
芝、ダート問わず、今後に期待です。
３着にユニコーンＳ２着のバトードール。前走バーディバーディに完敗だったので人気はそれほどありませんでしたが、予想でも書きましたが馬体が５００ｋｇ台と大きな馬なので、パワーがあり、地方競馬の深いダートが合っていたのだと思います。
今後Ｇ１を勝つような馬になるかどうかは分かりませんが、地方、中央問わずコンスタントに活躍できそうです。
小柄な牝馬なので、大井の深いダートへの対応に？マークを付けましたが、そんなことはお構いなしでした。
優勝馬とのタイム差はわずか０．１秒。展開を考えるとこの馬が実質的には一番強い競馬をしたとも言えます。
５着に小生の本命トーセンアレス。この馬もペースに泣いた１頭でしょう。
但し本当に実力があれば突き抜けられる程度の位置だったので、ペースがこの馬に向かないとこんなものなのかもしれません。特に切れる脚を持っている馬ではないので、結果論ですが、今日のペースではもう少し前目で展開した方が良かったのでしょう。
上記５頭からちょっと離れて、６着に断然１番人気のバーディバーディ。特に引っかかっている様子もなかったですし、理想的な競馬をしていたと思います。兵庫ＣＳで1870mの距離で勝っているので、2000mが長いということもないと思います。正直敗因が良く分かりません。
考えられることは、ナイター競馬に戸惑った、調子が万全ではなかった、大井の深いダートが合わなかったなどですが・・・良く分かりません。
ハッキリと言えることは、この馬の実力を出せずに負けてしまった、ということでしょう。
小生穴馬氏名の岩手のロックハンドスターは、スタートから速い流れについて行けない感じで後方から２頭目を追走。直線もちょっと伸びた程度で９着でした。
う～ん岩手の雄でも交流Ｇ１ではこんなものなんですかね。。。
もう１回懲りずに交流Ｇ１に出て欲しいですね。いくらなんでももう少し強いんじゃないかと思いますが。。。
上位６頭はあまり力の差はないと思います。このレースでは、スローペースが明暗を分けました。
