(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

プロキオンSレビュー・・・久々に物凄い末脚を見ました

遅くなってしまいましたが、プロキオンSレビューです。
 
レースの流れとしては1000m通過が57秒5、1200m通過が1分9秒5とかなりのハイペースになりました。
ケイアイガーベラが内枠を引いたこともあって何が何でもという感じで逃げに出たことが影響したように思います。
 
この流れを最後方から差し切ったのがシルクフォーチュン
もともと凄い切れ味を持っている馬で、これを武器に500万下から1600万下まで4連勝しました。
しかしそこからオープンの壁と言うべきか、最後方でタメて直線外から追い込むスタイルではさすがに通用しなくなっていました。
そこで、今回陣営が馬群を割る競馬を選択したようです。
ただ・・・これまで小牧、安藤、ピンナ騎手など錚々たる騎手が騎乗して結果が出なかった馬に初騎乗の藤岡康騎手が乗って即結果が出るかどうかは小生も疑問ではありましたが、とにかく4コーナーで内を回ればどっかで詰まってしまうリスクはあるものの、うまくいけばコースロスなく行けるので、変わる可能性はありました。
で、結果はご存じの通り最後方からの15頭ゴボウ抜き。
しかも2着に2馬身半差という、1400m戦では圧勝とも言える着差で完勝したのはさすがにびっくりしました。
展開的に恵まれた面は若干あったものの、直線に入ってからの脚色が他の15頭と次元の違いを感じさせられました。
いつもコンスタントにこの競馬ができるかどうかは分かりませんが、それでも力を出し切れれば短距離ダート戦線でトップクラスの馬であることを証明したと思います。
 
休みあけだったので若干評価を落とし、3番手評価としていました。
和田騎手はとにかくケイアイガーベラを捕まえれば勝ちと見て、早目に外を回ってスパートをかけました。
悪くない判断だったと思います。
実際ケイアイガーベラをゴール前で交わし、目論見通り1着・・・のはずでしたが、勝ち馬の凄まじい末脚に屈しました。
この馬も終始外を回らされ、また休み明けであったことを考えれば、この馬も十分に強い競馬をしたと言えるでしょう。
ダート1400, 1600mなら実力はトップクラスでしょう。
 
3着に1番人気、小生の本命ケイアイガーベラ
内枠で包まれる形にはしたくなかったのでしょう。
何が何でもという感じで逃げました。
4コーナーを回っても手応えに余裕があり、勝ったかな・・・と思ったところで1,2着馬に差されてしまいました。
さすがに少々ペースが速かったようです。
また4カ月ぶりの影響もあったでしょう。
それでもこの馬を追走したナムラタイタンアーリーロブストが凡走した厳しい流れで良く粘ったとも言えます。
このうの競馬はほぼ出来たのではないかと思います。
 
4着に人気薄コンティネント。
道中は後方から。直線で外に出して追い込む競馬でしたが、ここまでの実績を考えると良く走っています。
フロックでは走れないタイムなので、これをきっかけにどこかで穴をあけることもありそうです。
 
5着にインオラリオ。
ポンと1頭だけ好スタートを切れたところが好走の要因だったと思います。
そこから馬なりで徐々に下げ、直線は外へ。
しぶとく伸びて5着を確保。
この馬もやや頭打ち気味だったと思いますが、これがいいきっかけになればと思います。
 
2番人気、小生の対抗ナムラタイタンは6着。
この馬も逃げたケイアイガーベラさえ交わせば勝てる、と言う感じの競馬をしましたが、結果ケイアイガーベラには突き離され、むしろ追走で一杯になり後続馬の餌食になってしまいました。
ズブくなっているので、現状では1400mはやや短いのかもしれません。
1600mの前走で理想的な競馬をしたように、今はマイルの方が向きそうです。
陣営はパサパサの乾いたダートを敗因に挙げていましたが、小生はあまり関係ないのではないかと思います。
 
6着に7番人気マルカフリート。
前走で交流重賞を勝ち、余勢を駆っての出走でした。
福永騎手によれば馬群で砂をかぶるのを嫌がっていたとのこと。
確かにこの馬の好走パターンは外から徐々にポジションを上げつつ勝負に出るというものでした。
福永騎手のコメントにもあった通り、これがいい経験になれば、というところでしょう。
年齢の割にキャリアが少なく、まだまだ成長の余地がある馬なので、将来性は十分だと思います。
 
8着に実績馬スーニ。
しばし頭打ち状態でしたが、58kgを背負って5着と差のない競馬をしたのは中央場所では最近にない好内容だったのではないでしょうか。
徐々に復調している感じはあるので、メンバーが落ちればそろそろ警戒が必要かもしれません。
 
5番人気のシャアは9着。
外枠が祟って、ずっと道中外外の競馬で楽をするところがありませんでした。
もう少し長めの距離でゆったりとした競馬した方がこの馬には良さそうです。
 
その他では4番人気のワールドワイドは11着。
武豊騎手のコメントではこの馬もパサパサのダートを敗因に挙げていましたが、現状ではここでは相手が強かったということも言えると思います。
 
6番人気のエノクは14着。
休み明け2走目でまだ体調が良くなり切っていないということもあったでしょうし、現状では1400mはやや長かったのかもしれません。
 
小生は追い込み馬はどちらかと言うと好きではないのですが、実際に15頭ゴボウ抜きを見ると、さすがに暑い中で冷えたビールかスパークリング・ワインを飲むような爽快さがありますね。
考えてみると、これが今年も万馬券第1号でした。
プライベートが今イチなだけに久々にハッピーな気分で週末を過ごせました。
人間って、単純ですね f ^ ^ ;(小生だけ・・・?)