１番人気のケイアイガーベラが出遅れ。
これでこのレースが予想とはかなり違う内容になり、オープンのダートとしては、超スローとも言えるペースになり、先行馬以外は勝てない競馬になりました。
そんな中で勝ったのはグロリアスノア。
スタートを無難に出て、いつもより早めのレースができました。
直線しばらく前が開かず、追い出せませんでいたが、前が空いたら一気の伸び。
着差以上の強さだったと言えるでしょう。
２着は早め抜け出しのダノンカモン。
絶好のタイミングで抜けましたが、グロリアスノアの豪脚に屈しました。
現状の力は出し切れたのではないかと思います、
３着に久々にダート戦のブラボーデイジー。
いい競馬をしたと思いますが、ダノンカモンに迫ったところでまた突き放されたあたりは、ちょっと実力差を感じました。
距離的にも１８００ｍくらいがベストのような気がします。
４着はちょっと離れてユノゾフィー。
中位外目からスムーズな競馬でしたが、今日はもう少し前にいないと勝ち負けできないペースでした。
現状の力は出せたと思いますが、流れがもっと速ければまた違った結果になったかもしれません。
５着に初ダートのマルカシェンク。
前残りの流れの中最後方からの追走でしたが、メンバー中トップタイの上がり３Ｆ３５．２秒の脚を使って、５着。
ダートは全く問題なさそうです。
１８００ｍあたりまで許容範囲なので、流れが向けばどこかで一発ありそうです。
馬体重が増えていましたが、これは馬体が戻ったもので問題はなかったと思います。
古馬相手に５７ｋｇの斤量を背負わされたのは結構応えたとは思います。
段々と復調しているようなので、次走あたりは良さそうです。
そのまたハナ差７着に小生の本命シルクフォーチュン。
出遅れました。さすがに出遅れては大外枠だろうが何だろうが厳しいです。
特に今日は流れが遅く、馬群が固まって内を突こうにもつけず、かと言って外は他の馬に締められていたので、４コーナーで小牧騎手は困ったでしょう。それでも開いたスペースを見つけて、マルカシェンクと同じく３Ｆ35.2秒という芝並の豪脚を繰り出したものの、７着まで。
内容は悪くなかったですし、最後の伸びを見ても1600mでもやれそうです。
今日は展開に泣かされました。
１番人気のケイアイガーベラは、冒頭にも書いた通り出遅れが響いて１５着惨敗でした。
後ろから好位に取り付くまでに脚を使い、また直線もなかなか前が開かず、最後は馬がやる気をなくしてしまったような感じでした。
出遅れていなければ、今日のペースだったら勝っていてもおかしくない実力の持ち主ですが、やはりベストは１４００ｍなのかなという気はします。
スローペースで流れたため、同じ程度の実力の馬でも位置取りの差で明暗が分かれました。
勝ったグロリアスノアには１目置かなければいけませんが、それ以外の馬は似たり寄ったりの実力なのではないかと思います。
このレースで後ろからの競馬になってしまった馬は、次走見直しが必要でしょう。
