(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

【おすすめワイン】プリミティーヴォ ”Primitivo"

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あとちょうど1週間でボジョレー・ヌーボー解禁ですね。
でも、今年できたぶどうからの新酒はボジョレーだけじゃないんです。

イタリアでは、品種、地域、生産者を問わず、11月6日からノベッロ(イタリア語で”新しい”の意)が解禁されました。
そこで、今日は、イタリアの新酒である”ノベッロ(Novello)"を紹介します。

名称:フェウド・モナチ・プリミティーヴォ、ノベッロ・サレント
/ "FEUDO MONACI PRIMITIVO NOVELLO SALENTO"

Type:赤・辛口・ミドルボディ 生産者:フェウド・モナチ
ぶどう品種:プリミティーヴォ 価格:1,800円前後 アルコール度数:13%
 
ブーツ型のイタリアのかかとの部分にあたるプーリア州で栽培されている、プリミティーヴォというぶどうから造られたワインです。
豊富な太陽の恵みを受けたぶどうは糖度が高く、これを熟成させるとアルコール度数の高い、濃厚な味わいのワインになります。

小生は1度前にプリミティーヴォを飲んだ時、果実味が濃厚で、味わい深く、うまい!と思いました。

そんな濃厚なワインができる品種だけに、新酒には向かないのでは・・・と思いつつも、今年のぶどうの出来を占うノベッロ(ヌーヴォー)の誘惑に負け、購入しました。

色は南の地方らしい濃い紫色で、香りは長熟モノとは違ったスミレの花を思わせる華やかな香りがします。しかし、ちょっとグラスを回すと、シェリー酒のような強いアルコール臭を感じます。

飲み口はノベッロらしく非常にさわやかかつ軽やかですが、しばらくすると鼻に抜けるような強いアルコールを感じ、かすかにピーマンのような後味を感じます。
赤ワインとしては飲みやすく、かつフルーティでありながら、ライトボディほどの淡白さはなく、それなりのボディを感じます。
しかし、渋みは少なく、ノベッロとしては味わい豊かです。

イタリアの新酒「ノベッロ」にはこのワイン以外にコルヴィーナ・ヴェロネーゼ種から造られる”バルドリーノ”などがあります。
バルドリーノも華やかな香りで、口当たりも非常に軽く、”ノベッロ”らしさが前面に出ています。
昨年はこれを飲みましたが、非常にフルーティーで美味しかったです。
こちらもおすすめです。

昨年のボジョレーは小生の飲んだものが良くなかったのか、ぶどうの出来が良くなかったのかは良く分かりませんが、酸味が強く”ややハズレ”の印象を受けました。
今年はどうでしょう。

もしボジョレーで失敗したら、ぜひイタリアのノベッロでリベンジして下さい。
太陽の国、南イタリアノベッロはハズレなしです。

小生の素人的評価:8(10点満点)
★★★★