(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

【おすすめワイン】和食と好相性! ラボッソ(RABOSO)

今回はイタリアの赤ワインを紹介します。
イタリアワインはあまり知られていない地場品種で作られたワインが多いのですが、今日は“ラボッソ(Raboso)”という品種の、有機栽培のぶどうから作られたワインを紹介します。
 
名称:ラボッソ・デル・ヴェネト
 "RABOSO DEL VENETO
 
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Type:赤・辛口      生産者:チェスコン(Cescon
ぶどう品種:ラボッソ  価格:1,200円前後 アルコール度数:12%
 
イタリアの銘醸地の一つであるヴェネト州で生産されているワインで、有機栽培されたぶどうから造られています。
 
一般に有機栽培の要件を満たすには、最低3年以上化学肥料や農薬を使用しない土壌で栽培されている必要があります。と、書いてしまえば簡単ですが、農薬を使わないでまともに作物を育てるというのは非常に大変な労力と工夫を必要とします。
 
小生もかつて家庭菜園で大根を育てていたのですが、次々に蝶が卵を産みつけ、青虫に大根の葉をことごとく食べられて、大根の葉の部分がなくなって、茎だけ残り、葉の部分が棒のようになってしまい、まともに作物にイメージ 2ならなかったという苦い経験があります。
家庭菜園レベルなら1匹ずつ丹念に取り除くこともできますが。広いぶどう畑でそんなことをするのは不可能ですので、想像を絶する努力と工夫がなければ成り立ちません。
 
さて、肝心のワインですが、色はやや濃いルビー色で、アロマは比較的軽い、ザクロのような香りに酸味を想像させる香りがあります。ちょっとグラスを回して立ち上ってくる醸造香(ブーケ)は、ツンと鼻につくようなアルコール臭の中に、ピーマンのような独特の香りがします。
 
飲み口は軽快で、辛口で酸味が比較的強く、その中にピーマン、濡れたかつおぶしのような独特の味があります。イメージとしてはカベルネ・フラン種からできたワインに、ちょっと酸味を加えたような感じです。ボディは比較的軽く、飲みやすいワインになっています。
 
小生は最初どうもあまりおいしく感じられなかったのですが、上記の通り「かつおぶしに近い香りがするな」と感じたので、筑前煮のような和風の肉料理を合わせてみました。
すると、ワインのくせはあまり感じられず、それでいて酸味で口の中をリセットしながら、一方で和風だしの味を邪魔しないので非常に好相性でした。
 
和食と好相性のイタリアワイン、ラボッソ。
皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 
小生の素人的評価 6(10点満点)。だしの効いた和食に合わせると7.5
★★★☆