(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ

イタリアの赤ワインと言えば、キャンティ
さほどワインに詳しくない方でも、名前だけは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
キャンティはイタリア・トスカーナ州のワインですが、何千という生産者が”キャンティ”を造っています。

その中でも”キャンティ・クラッシコ”、”キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ”などは、生産する畑、熟成させる年数、最低アルコール度数の規定が厳しくなります。
今回ご紹介する”キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ”は、熟成3年以上、最低アルコール度数13%以上とキャンティの中でも最も厳しい基準をクリアしたものになります。

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名称:キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ / Chianti Classico Reserva
Type:赤・辛口  Vintage:2004
生産者:コンティ・セリストーリ  ぶどう品種:サンジョヴェーゼ
価格:3,000円程度 アルコール度数:13&

濃いルージュの色合い。
香りはプルーン・カシスのような強いボディを予感させるもの
醸造香も黒コショウなどの強めのスパイスの香りがあります。

飲んでみるとほど良い酸味を感じ、意外にフルーティです。
渋味(タンニン)をだんだん感じてきますが、熟成が進んでおり、非常に繊細な渋味となっていて、適度な酸味がそれを覆ってくれる感じなので、それほどボディの強さ(ガツンと舌に来る渋味の強さ)を感じさせないほどです。
とにかくこの酸味と渋みのバランスが本当に素晴らしく、うまく表現できませんが、出汁のような”うまみ”をたっぷりと感じさせてくれます。

正直なところ、これは上級者向けの渋~いワインで、小生のような素人には「きっと分かる人にはうまいワインなのかもしれないけど、渋すぎて飲みづらいだろうな」というイメージを持っていたので、いい意味で裏切られました。

小生がこれまで飲んだ赤ワインの中でも、一番おいしかったと言っても過言ではありません。
小生宅は、小生のメタボのため魚料理か鶏肉の料理が比較的多く、赤ワインを開けてもなかなか減らないで、全部飲みきるまでに2週間くらい経ってしまうことが多いのですが、これは数日で空になりました。
レストランだったら「ボトルでもう1本!」と頼みたくなるでしょう。

キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァも多くの生産者が造っており、生産者ごとにかなり味が違います。これまでにもキャンティはクラッシコも含め何回か違う生産者のものを飲みましたが、どれもそれぞれ結構味が違います。
そういう意味では、今回の生産者セリストーリ(Serristori)のものは当たりだったのかも知れません。

あ~書いてるうちに何か猛烈にまたこれが飲みたくなってきました。。。

小生の素人的評価:9.8(10点満点)
★★★★★