アルゼンチン共和国杯、全然自信がなかったのですが、先週の天皇賞秋に続いて、万馬券当たっちゃいました。日曜の東京メイン２週連続万馬券的中です。ペースが遅くなりそうなので前に行けるアーネストリーを軸に据えたのが良かったようです。
しかし、競馬というものは不思議なものです。。。当たる時は自信がなかろうが当たるし、自信満々でも普通に外れますからねぇ。
案外、当てようというより多少肩の力を抜いて、この馬が面白そうだな、という馬をみつけて、無欲で待っている方がいいのかもしれません。
では冷静にアルゼンチン共和国杯の回顧を。
全体的に、今日は前の馬に有利な流れでしたが、ミヤギランベリの刻んだペースは道中１ハロンも12.5秒/200mより遅くはせず、それで上がり３Ｆを34.7秒で走られては後ろからでは届かないということも事実でしょう。
とにかく、トップハンデを背負って、この時計での逃げ切りは時計的にもかなり優秀です。
同じような走りがＪＣでもできれば、好勝負に持ち込めるのではないでしょうか。
２番手、アーネストリーも展開に恵まれたことも事実ながら、いきなりのＧ２で２着にくるのですから大したものです。但し直線ミヤビランベリに一旦並びかけながら最後突き離されたのは底力の差もありますが、この馬に2500mは微妙に長いということも言えるのではないかと思います。
３，４，５，６着の馬たちは自分の力は出し切っていると思いますが、今日は前が止まりませんでした。
追い込み馬は勝つ時は豪快に勝ちますが、こういう流れになると脚を余して終わってしまいます。今日はその典型的なパターンだったのではないかと思います。
２番人気スマートギアは１２着。内田騎手がスローペースを見越して早めの競馬でしたが、結果が伴いませんでした。ただこの馬の場合夏場からずっと使っているので、そろそろ疲れの出る頃でもあり、単純にいつもと違う競馬をしたから負けた、とは言い切れないところがあります。
３番人気トウショウウェイヴは1１０着。二走ボケなのか、実力負けなのか、展開が向かなかったのか・・・敗因は良く分かりませんが、後方から有力馬と同じような競馬をして、重賞で勝ち負けできるほど甘くはないということは言えそうです。
去年もジャパンカップの勝ち馬がこのレースの勝ち馬で、２着馬も香港に遠征し好勝負したようにレースのレベルが高かったですが、今年もレベルの高い決着になったと思います。
ＪＣにこのレースの上位馬が出てくるようならば、要注意です。
