ここはラナンキュラスで堅いと思ったのですが・・・四位騎手が内枠で包まれることを嫌がったのか、いつも中段からのレースをしているこの馬を押して先行集団で競馬をしたことが結果的に裏目に出た感じがします。前走で完全に負かしたグレナディーンにも先着されていることを考えると、今回の結果がこの馬の実力ではないと思います。ですので、阪神ＪＦ（Ｇ１)に出走しても好勝負ができると思うので、今回の結果だけで見限りは早計です。
勝ったのはタガノエリザベート。確かに前走では後方からいい脚を使ってはいますが・・・全体のタイムとしては平凡だったので見限ってしまいました。それにしても、今日は「嵌まった」という言い方が正しいように思います。もちろんフロックではなく、このような展開になればいつでもこれだけの走りができる馬だとは思いますが、毎回コンスタントに成績を残せるかどうかは微妙です。
２着はベストクルーズ。ラナンキュラスと同じ新馬戦に出走して、ハナ差の２着だったので注目はしていました。その後が今一つインパクトに欠ける走りだったので抑え程度の評価でしたが、新馬戦の結果同様、展開一つでラナンキュラスと好勝負できるレベルにあるということでしょう。
３着は前走でラナンキュラスに完敗のグレナディーン。勝ちに出るにはあと一息のパンチ力が足りない感じでしょうか。スムーズに競馬してこの結果なので、このへんが実力なのではないのでしょうか。
５着はユメノキラメキ。結構速いペースで行ってそこそこ粘っているように、実力はありそうです。今後先行馬が少なく、楽に逃げられるようなメンバー構成になった時に、重賞級を勝つ力はありそうです。
２番人気ステラリードは６着。レース前に落鉄したように、今日は休み明けでテンションが高めでした。これを叩いてまた変わってくるのではないかと思います。
２歳牝馬戦線は今年も混戦のようですね。
去年のブエナビスタのように、新馬戦、未勝利戦を強い勝ち方で勝った馬にもチャンスがあるレベルのような気がします。
