ステイヤーズＳ（ＧⅡ）、金鯱賞（ＧⅡ）予想

まずはステイヤーズＳから。

断然人気でも、昨年圧勝のアルバートから。

休み明けのアルゼンチン共和国杯でも2着に入り、ここに向けて順調に来ています。

ここは相手も軽めなので、ちょっと抜けた存在です。

騎手も昨年圧勝のムーア騎手とのコンビと死角がなく、不動の本命です。

相手はファタモルガーナ。

長距離線では安定して成績を残している馬で。春の天皇賞でも勝ち馬に0.5秒差と差のない競馬をしています。

前走は惨敗ですが、直線入り口で挟まれて競馬にならなかったものなので仕方がないでしょう。

ここでの巻き返しを期待します。

3番手にアルゼンチン共和国杯4着のモンドインテロ。

３０００ｍ級は初めてなのでどうかですが、大崩れはしなさそうです。

穴は昨年のこのレースで2着に差のない4着、ダイヤモンドＳ、阪神大賞典で5着と３０００ｍ級ならそこそこ走るマイネルメダリスト。特にここは先行馬が少ないこともあり、流れが向けば大賀家も期待できそうです。

あとはＪＣ4着の実績のあるジャングルクルーズを抑えておきます。

続いて金鯱賞。

ＧⅠ級の馬は休み明けだったり、有力馬がほとんど馬体増だったりと難しいレースです。

迷いましたがサトノノブレスを本命にしました。

今年も中京記念、鳴尾記念と２０００ｍの重賞を2勝しているように、この距離は得意な馬。

ＧⅠだと切れ味で見劣る感じですが、56kgの斤量でＧⅡなら有力馬の多くが休み明けのここならいい勝負ができるでしょう。

馬体増ですが、前走減り過ぎの印象でしたしこれより重い馬体重で中日新聞杯を勝っているので問題はないでしょう。

相手にリアファル。

昨年の有馬記念ではレース中の故障でしんがり負けを喫しましたが、神戸新聞杯を勝ち、菊花賞では引っかかりながら今をときめくキタサンブラックの3着に入ったように力のある馬。

休み明けは心配ですが、追い切りは動いているようですし、すんなり先行できそうな組み合わせなので残り目はあると思います。

3番手にヤマカツエース。

ここ数走いろいろかみ合わない感じで走れていませんが、２０００ｍ級の重賞を連勝しているように力はある馬。

前走は朝から全くカイバを食べなかったとのことで体調に問題があったようですが、馬体は戻してきましたし、まともなら好勝負できる馬だと思います。

4番手にトーホウジャッカル。

菊花賞をレコードで勝ったように底力ではここでも上位だと思いますが、休み明けはもう一つは知れない馬ですし、今回も大幅馬体増なので4番手評価に。

あとは抑えです。

ヴォルシェーブはもう少しゆったり行けそうな距離の方が良い印象で、ここはやや距離が短い割に人気し過ぎな気がするのでどうでしょうか。