今日の東京メインレースはダート1400mのペルセウスステークス。
抜けた馬がいない一戦になっていますが、人気はセレスハントです。
確かに、前走57.5kgを背負って強い勝ち方をしたのは事実です。
同じ走りをすれば、このメンバーなら勝てるでしょう。
しかし、休み明け好走⇒中１週でレースというのは典型的な「二走ボケ」が起こりやすいローテーションです。「二走ボケ」とは休み明けで好走し、次は休みあけを叩いた効果でもっと走れるだろうという期待とは裏腹に、何故か本来の実力を見せられず、負けてしまうことを指します。
「二走ボケ」は事実として人気馬が二走目に不可解な負け方をした原因として考えられていますが、実は科学的根拠は不明です。
よく言われているのは「休養明けで一生懸命走り過ぎて、疲労が残った。あるいは反動が出た」という説明です。
だとすれば、今回のセレスハントは正しくそれに当てはまります。前回好走⇒中１週・しかも輸送ありで、前走の疲労がまだ抜けていない可能性があります。
それに前走の勝ちタイムも1分24秒台で、オープンのタイムとしてはやや遅めです。
前置きが長くなりましたが、要するにセレスハントは”危険な人気馬”だということです。
じゃあどの馬？ということになると非常に難しいのですが、面白そうなのはイースター。
過去ダートは２戦して３着，５着ですが、３着の時の勝ち馬はフラムドパシオン、５着の時も後にオープン馬として活躍している馬が相手で、ダート適正に問題はなさそうです。
1400mはこの馬にとってベストの距離で、また東京1400mは比較的すぐにコーナーを迎えるため、内枠がやや有利。前走は相手が芝のトップクラスのスプリンターが相手で、惨敗もやむをえなかったでしょう。
いずれにしても、あまり当てになる馬がいないレースです。。。
