高松宮記念の予想です。
直線が長く坂もある新中京競馬場、時計のかかる馬場など不確定要素の多い、難しいレースだと思います。
ただここに来て目立っているのは、外枠馬の直線強襲。
開催当初から雨続きで馬場の内側が荒れているようです。
中京１２００ｍはすぐにコーナーを迎えて、外枠馬は外を回らざるを得ないので、一概に有利とも言えないのですが、それでも直線の内外の馬場差を考慮すると長い直線で何とかなりそうな感じです。
そんなわけで、外枠の馬を中心に予想を組み立てます。
本命はダッシャーゴーゴー。
昨年のこのレースでは２番人気、スプリンターズＳでも２番人気、前走も２番人気でしたが凡走が相次ぎ人気を落としています。
しかし、３走前のスプリンターズＳは直線で馬群に包まれ、ほとんど追うところもなく力を余して負けたもの。
前々走は久々のダートで、外枠から道中ずっと外を回されての結果。それでもダート短距離チャンピオンのスーニとセイクムリズンの３着なら好走と言えるでしょう。
前走は休み明けの上、３コーナーで前を行く馬に押し込まれて内ラチに接触し、順位を下げる不利が合ってのもの。
いずれも敗因は明確で、評価を下げる必要はないと思います。
実力さえ出せれば、昨年58.5kgのトップハンデを背負って勝ったＣＢＣ賞、休み明け、５８ｋｇを背負って好走したセントウルＳのように一線級で常に上位争いをできる馬。
また左回りに勝ち按はないものの、いずれも本格化前の４歳春以前、しかも１Ｆ長い1400mの京王杯２歳Ｓ、休み明けのファルコンＳでのもの。
むしろ右回りは内にササる傾向があるので、好材料なのではないかと思います。
折り合って直線を向ければ、必ず好勝負できると思います。
相手は昨年のスプリント王カレンチャン。
前走も休み明けで５６ｋｇを背負いながら最後に突っ込んで来たように、実力は間違いなくトップクラス。
ただ、鞍上の池添騎手は先週のことがあっての今週。
心理的に微妙にえいきょうがあるような気がするので、１枚割り引きました。
単穴にジョーカプチーノ。
ファルコンＳ勝ち、ＮＨＫマイルＣ勝ちがあるように左回りは得意。
前走も出遅れながら最後差して来たように、調子は悪くなさそうです。
外枠でスムーズな競馬ができれば、一発もありそうです。
複穴にサンカルロ。
もともと１４００ｍがベストで、１２００ｍは１Ｆ短い馬。
直線が延び、坂のあるコースになったのは好材料でしょう。
この馬にもチャンスがありそうです。
以下、手広く抑えます。
１番人気のロードカナロアは最内枠を引いてしまいました。
ある程度先行して、直線抜け出しながら外に進路を持って行くよりないのでしょうが、フルゲートの競馬でそううまく運べるかどうか。
人気との兼ね合いもあり、抑えまでの評価とします。
