続いてラジオＮＩＫＫＥＩ賞です。
勝ったのはアロマカフェ。
重馬場得意の馬だけに、良馬場まで戻ったところでどういう競馬をするのかが注目でしたが、中段やや後方の外目を掛からず追走し、３コーナー付近から徐々にスパート。直線入り口にはもう先頭に立っているという、横綱相撲。
小生も子お馬が本命でしたが、これだけの横綱相撲での勝利には少々驚きでした。
道中前の馬が下がってきて手綱を引き、やや後退する場面が見られました。直線入り口も後方から４頭目くらいの大外を回ってきました。
福島でこの競馬はかなり厳しいのですが、メンバー中最速の上がり３Ｆ34.5秒の脚で２着。
実質的に、この馬がこのレースで一番ポテンシャルを見せたのではないかと思います。
血統、これまでの実績からも1800mから2000m付近がベストのようなので、このくらいの距離では重賞を勝てる実力の馬だと思います。
３着は早め先頭からレトが粘りました。
逃げ馬と２番手の馬が早々にバテ、押し出されて先頭に立つ形で苦しい競馬だったと思いますが、ゴール直前まで良く粘りました。また短距離～マイラーと思われていましたが、目標にされる競馬で、1800mで好走したのは収穫だったのではないでしょうか。
４着にナイスミーチュー。
この馬もアロマカフェの直後を、中段から良く追い上げました。
但し、上位入着馬の中でこの馬だけ53kgと軽量だったのは覚えておきたいところです。
５着に１番人気のトゥザグローリー。
道中は後方待機ながら、向こう正面でペースが遅いとみると内田騎手が順位を押し上げて行きました。
これで先団にとりつき、直線では一旦先頭に立いましたが、ここから伸びず５着。
これは完全に結果論ですが、クォークスターが２着にきているところをみると、後方から外を回って来た方が良かったのかもしれません。
また、この馬にはやはり距離不足だったと思います。
ダービーでも７着に好走している馬なので、菊花賞戦線では引き続き注目すべき馬でしょう。
決して評価は下げない方が良いと思います。
その他では５番人気ドリームカトラスは13着惨敗。
１枠で馬場の悪いところを通らされたのが大きかったのではないでしょうか。
次走は変わり身に期待したいところです。
福島の馬場も３週目に入り、大分内側の傷みが目立ってきました。
上位入線馬に外枠の馬が、凡走組に内枠の馬が多かったように、外枠を引いた馬か、一旦下げて追いｋんでくる内枠の差し馬に有利な馬場になっているようです。
来週もこの傾向は続くと思いますので、馬券検討上、外枠有利を頭の片隅に置いておいた方が良さそうです。
