(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

秋華賞レビュー・・・内枠馬に馬場が味方

秋華賞のレビュー(回顧)です。
またまた遅くなってしまいました。
 
道中のラップタイムを見ると、前半の1000mが58秒3、後半1000mが59秒9と、前半の方が1秒6も速くなっています。
逃げ馬と2番手以降の馬には大分差があったので、このラップが必ずしもレース全体を表しているわけではないですが、それでもやや重馬場で1分58秒2というのはかなりの好タイムの決着で、やはり前目で競馬をした馬にとってはハイペースだったと言って良いでしょう。
ただこのレースを検証する上でもう一つ考えておきたいのは、内側の馬場が非常に良かったということ。
つまり先行馬と内枠の馬に馬場の利があったということです。
 
この流れを3番手で追走し、勝利したのが2番人気のアヴェンチュラ
2枠4番という内枠の利、またずっと馬場内側を通れたという有利な点はありましたが、この馬以外の先行馬3頭はすべて16着以下に沈んでおり、明らかにペースはきつかったはずです。
さすがに3コーナーで手ごたえが怪しくなり、この馬はもうダメかな?と思わされました。
しかし、直線で先頭に躍り出ると後続を突き離し、1馬身余の差をつけて押し切りました。
他の有力馬が外を回るロスがあったことを考慮しても、強い競馬をしたと思います。
エリザベス女王杯に出走する意向のようですが、このレースで好走した反動さえ出なければ、間違いなく好勝負できるはずです。
 
2着はキョウワジャンヌ。
この馬の好走がこのレースの特徴を象徴しています。
キョウワジャンヌの馬番は1枠1番の最内でした。
道中も中位やや前目、最内のポジションで、4コーナーでアヴェンチュラの通った後を追いかける形で3番手付近まで押し上げました。
さすがにアヴェンチュラに追いすがることはできませんでしたが、それでも3着に1馬身以上の差をつけての2着でした。
飯田騎手がスタートから最内を進み、直線でも徹底して内を狙うという一か八かの作戦が奏を効し、ほとんどロスのない競馬ができた.ということもありますが、他の有力馬が外を回るロスがあったこともこの馬に有利に働きました。
前走順調に使われているにもかかわらず、休み明けのホエールキャプチャマイネイサベルに先着を許したこと、「距離延長がプラスになることはない」と飯田騎手がコメントしていたことを鑑みると、小生にはちょっと買えない馬でした。。
 
3着に1番人気のホエールキャプチャ
懸念されたスタートはしっかり出て、中位やや前目の外側を追走。
4コーナーからまくり気味に外を上がっていき、直線入口で前を射程圏に捕らえました。
しかしあまり伸びず、結果3着。
池添騎手のコメントにもありましたが、前2頭とは枠順の内外の差、道中ずっと外側を通ったことが堪えた印象です。
また良馬場ならもっと伸びたかもしれません。
また予想でも書きましたが、このレース結果からも分かるように、他馬にうまく立ち回られても勝てるほどのアドバンテージはなかったということでしょう。
 
4着に後方から差してきたアカンサス
道中はずっと最後方付近を追走し、3コーナー付近で内に入れました。
直線は最内を突いて良く伸びているのですが、前の馬が止まりませんでした。
横山典騎手の好騎乗と言って良いでしょう。
この馬の力は十分に発揮したと思います。
 
5着にリヴァーレ。
道中はキョウワジャンヌのすぐ後方を追走。
直線まですっと最内でロスなく立ち回り、直線は馬群を割って伸びました。
前走がやや不完全燃焼での敗北だったので、これがこの馬の力とみていいと思います。
 
6着に小生の本命デルマドゥルガー
中位付近で競馬をするのかなと思っていたのですが、後方からの競馬でした。
4コーナーでやや外に出して、馬群の隙間を探す感じでしたが、すぐにはスペースがない感じでした。
直線入り口ではそんな感じで最後方。
京都内回りでこの位置取りではさすがに厳しい。
直線ではようやく馬群がばらけ始めて馬群を縫って伸びましたが、6着まで。
馬券を買っていた者の感想としては、もう少し前につけて、正攻法に近い競馬をしてほしかったというのが本音です。
また武豊騎手がコメントしているように「もう少し内目の枠が欲しかった」ということもあるでしょう。
この馬、桜花賞クイーンS,そして秋華賞と不完全燃焼続きの馬なので、いつかどこかで穴をあけるのではないかと思っています。
 
スタートで出遅れました。仕方なく後方から。
ずっと後方を追走し、直線は大外へ。
いかにも荒っぽい競馬でした。
直線では最後方からよく伸びていますが、7着まで。
出遅れ、大外枠、前が止まらない馬場、内側がよく伸びる馬場と、この馬には不利な条件が多すぎました。
いい脚は見せましたが、そこまでのロスが大きすぎました。
マイル付近の距離で展開がはまれば、古馬に伍しても引けを取らない馬だと思います。
 
その他人気馬ではオークス馬のエリンコートが10着。
4コーナーでホエールキャプチャとともに上がっていきましたが、息切れした感じでした。
場体重が前走大幅増で、今回もプラス体重だったので、まだ本調子にはないのではないかと思います。
 
紫苑S勝ちのカルマートは14着。
中位やや前目の外側を追走。
4コーナー付近で外からホエールキャプチャエリンコートに次々に追い越され、外に出しにくい状況でした。
しかしその後も手ごたえはなく、14着に終わりました。
安藤勝騎手のコメントでは「4コーナーで前走ほどの手ごたえがなかった」とのこと。
前走勝ちの内容がよかったので、この結果が実力とは考えにくいのですが・・・
ちょっと分かりません。
 
ローズS2着で期待されたマイネイサベルは15着惨敗。
松岡騎手のコメントでは「後ろから行くつもりだったが、道中掛かり通しだった」とのこと。
確かに外枠のため、道中壁を作れずに掛かり気味でした。
加えてずっと7外を回されたことと、雨馬場が苦手な馬なので、伸びなかったという影響もあるのではないかと思います。
 
展開、枠順、道中でのちょっとした有利不利で着順が大きく変わったレースではないかと思います。
勝ったアヴェンチュラはもちろん強いですが、敗れたホエールキャプチャ、デルマドゥルガーマルセリーナあたりは展開次第で巻き返す力があるように思います。
 
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