(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

勉強法ーその2

勉強法、前回から1カ月も間が空いてしまいました。。。
でも懲りずに続けます。

前回は、「アウトプット中心の学習(問題を解くなど)」について書きました。
では、なぜアウトプット中心が良いのでしょうか?

答えは実に簡単です。
勉強の末、最終的に求められている成果そのものが、「アウトプット」だからです。

たとえば、何かの資格の試験を受ける場合、そこで求められているのは「問題を解く力」です。
ここでこれまでインプット(教科書を読む等)中心に学習してきた人は、正しい答えが何となく分かるかも知れませんが、答えに行きつくまでのプロセスが、アウトプット中心に勉強してきた人よりも長い過程を経なければならないでしょう。
なぜならば、これまでアウトプットしてきた絶対量が不足しているためです。

一方アウトプット中心に勉強してきた人は、ひたすら記憶あるいは理論を解答用紙にぶつける練習を続けてきて、それと同じ作業を試験で行うわけですから、インプット中心の人よりも問題を解くスピード、正確性が高くなることは言うまでもありません。

インプット中心の弊害はまだあります。それは、「分かったような気がする」という中途半端な状態に陥りがちなことです。
反対にアウトプット中心であれば、自分の理解度が中途半端であるのが分かるので、そこで改めて、必要なインプットを行う必要性を痛感するでしょう。

特に試験などの期日が迫っている時ほどアウトプットの必要性は高まります。
問題を解くことを繰り返すことにより、理解があいまいな状態からしっかりとした理解へと移行することとともに、実際の試験で必要な集中力を持続させる練習にもなるためです。
また、試験直前にインプットをしようとしても何やらそわそわ落ち着かない感じで、なかなか頭に入ってこないため、直前期はいたずらに手を広げるよりはこれまでの知識の確認、強化を行うことが大事です。

小生は塾や家庭教師で教える場合にも、とりあえず一通りのインプットをした後は、すぐにアウトプットに移るようにしていました。それで、できなかった部分は解答を見た上で間違った問題を解き直し、その後またアウトプットに移るということの繰り返しをさせてきました。
人間誰でも、どんな場合でも何かができないよりもできた方がハッピーなので、2回目のアウトプットに向けて、2回目のインプットを真剣に行うようになります。

ちなみに小生自身が試験を受ける際にも、予備校で配布される問題や、買ってきた問題集、過去問など、同じ問題をある程度時間をおいて、最低2回は解くようにしていました。
このように同じ問題を何度も解くことを「回す」と言っていましたが、個人的な感想として、できれば3回は「回す」くらいが適当なのではないかと思います。

最低限、一度解いて答え合わせをした問題は、やりっぱなしにせず、間違ったところを必ず解き直し、理解する作業が必要です。
間違えたところの放置は、絶対にしてはいけません。

以上、小生の唱えるアウトプット中心の勉強法でした。

次回は勉強すべき項目が複数ある場合(複数の科目を受験する場合)の、勉強量の配分について書こうと思います。