(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

四角いスイカと丸いスイカ

小生の父と妻の父はともに「あれするな。これするな。あれやれ。これやれ。」という育児方針の上、DV親父だったので、我々夫婦はちょっと偏った方向に育ってしまったような気がしています。
我々夫婦はそれを「四角いスイカに育った」と言っています。人工的に不自然な形の四角いスイカが、たまにスーパーとかでありますよね。数年前にニュースで紹介されていましたが、何だか文字通り「型にはまった」感があって、小生にはスイカがかわいそうに映りました。

それもあってユウトには、アグレッシブで、バランスの良い「丸いスイカ」に育って欲しいという思いから、本人や他人の迷惑にならない範囲では結構何でも好きにやらせています。

小生の父は今になって「昔は厳しくしすぎた。厳しくしすぎると、気の小さい人間になる」と反省しているようですが、厳しくされた上に「気が小さい」と否定された小生はこの怒りをどこへ持っていけばいいのやら・・・
ちなみに10年近く前に家を出て一人暮らしを始めたのですが、父の存在が一つの原因でした。今でもよく父と言い争う夢を見ては、「ふざけんじゃねぇ!」とか「いい加減にしろ!」と大声で寝言、というか絶叫して、妻とユウトを恐怖におののかせています。

話が脱線してしまいましたが、ユウトの今日の気ままは、
①ふざけてズボンを3枚重ね着し出したが、そのままやらせておいた
ミスタードーナッツのチラシを、
「こ こ に こ れ は っ て ど ー な っ つ や さ ん に しゅ る(する)の!」
と言って、台所の流しの下の収納スペースの扉に貼ると言い出したので、わざわざセロハンテープを少しずつちぎって渡してやり、台所にチラシを貼らせた。
③「プ ラ レ ー ル しゅ る の」とのご発声。
プラレールするの」といっても、まだなかなか線路をうまく組むことができないので、結局小生に線路を組め、という命令をしているのと同じです。
で、組んでいる間にユウトは眠くなってご就寝・・・

普通の親だったら「バカなことはやめなさい!」とか「もう寝なさい!」とか言うところなのかもしれませんが、できるだけ知的好奇心を伸ばそうと言うことで、頑張ってます。

小生の育児理論として、
「勉強(あるいは仕事)ができるかできないかは、それまでの人生で「考える習慣」があるかどうかで決まる」
と思っています。
これは小生が通算約5年、進学塾の講師や家庭教師を通して感じたことです。
が、残念ながら賛同してくれる人は少数派で、先天的な要素が大きいと考えている人が
多いようです(ToT)。

しかし、「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらずと言へり。」という序文で有名な福澤諭吉の「学問ノススメ」で、本当に言いたいことはその序文ではなく、結局、人間は平等なはずなのに貧富の差が生じるのは、学問をした者としない者がいるからであり、だから皆勉強すべし、ということが本当の論旨なのです。
今はそんな幕末~明治時代とは違って、ほとんどの人が高校まで進学する時代で、皆半強制的に勉強しているわけですが、ここで成績の差が現れるのは、もちろん真面目に勉強したかどうかもそうですが、「知的好奇心が強いかどうか」も重要な要素なのではないかと考えています。

・・・子育て論がなぜか熱い教育論になってしまいました。。。
話は戻ってうちのユウトですが、保育園の先生によると「人を笑わせるのが好きで、みんなの人気者」
「この歳でこんなに面白い子は初めてですよ」と言われているそうです。
とりあえず、丸いスイカの方面に向かってはいるようです