ある朝のこと。
小生はまだ寝ていましたが、ユウト（4歳）のパタパタパタ・・・という逃走の音が聞こえた。
そして、直後に激しくバルコニーの窓をドンドンドン！と叩く音が聞こえた。
窓の方を見ると、妻がサッシの窓を叩いていた。
洗濯物を干していたようだが、なぜそんなに激しく窓を叩いているのか・・・？
小生も寝ぼけていて状況が良く飲み込めなかったが、窓の外から妻が「鍵を空けて」というジェスチャーをしていた。
どうやらユウトが、妻が洗濯物を干している隙に、サッシのカギを閉めてバルコニーに締め出したようだ。
小生がいたのでいいようなものの、ユウトと妻だけだったらどうなっていたのか・・・
小生がサッシを開けたら、妻が疲れた様子で部屋に入って来た。
聞くと、これはどうも初めてのことではないらしく、これまではユウト本人が開けていたとのこと。
しかし、実際に母親をバルコニーに締めだしている間に、沸かしていたお湯が沸騰し、部屋が蒸気で覆われて、子供がパニックになってしまい鍵を空けられず、火事になりかけたというニュースもある。
この事件では母親が携帯電話を持っていたので、119番通報をして何とか事なきを得たらしい。
さて、うちの話に戻ると、何回か締めだした後に妻がかなり怒ったとのことだが、あまり効果がなかったようで。。。
しかしこれはマジで危険なので、小生もユウトをかなり怒ったら、結構効いたようで、ユウトは打ちひしがれていた。
妻によると、妻が何回も怒るよりも相当効果があったらしい。
まあ、マジで危険なので打ちひしがれるくらいでないと困る。
それでもユウトは言っていた。
「ママもパパもきらいだからどっかいって」と。
・・・できるものなら一人暮らしでもして欲しいものだ。。。
