東京競馬場の馬場は2歳未勝利戦でレコードが出たように、相変わらずかなりの高速馬場で推移しており、これがポイントになりそうです。
キセキを本命にしました。
また元々はスタートがあまり良くないため後方から競馬を進める馬でしたが、この秋は先行して競馬出来るようになっており、この点でも進境が見られます。
ここはウインテンダネスかこの馬が逃げる流れだと思いますが、依然として馬場が良いため強い馬が直線で抜け出すとそうそう止まらないので、今の馬場はこの馬に向くのではないかと思います。
加えて調教の動きも良く、今日もこの秋2走してかつ十分に調教を積んでも今日もプラス体重と体調が最高潮を迎えている印象です。
馬場が良いだけに各馬早めに動きそうなので底力を問われる消耗戦になると思いますが、田んぼのような馬場の菊花賞で究極の消耗戦を制しているこの馬には好都合。
ここでGⅠ2勝目を飾ると見ます。
相手にスワーヴリチャード。
特に左回りは相性が良く、今回の府中２４００ｍの舞台は最高の舞台と言ってよいと思います。
叩かれて状態は上がっているようですし当然ここでも期待できますが、やはり前走、大阪杯などで出遅れており、引き続き馬場の良い今回も出遅れは致命傷になりそうなので対抗にとどめました。
断然人気のアーモンドアイは3番手評価まで。
牝馬三冠をいずれも快勝し、強い馬であることは間違いありません。
切れ味という意味ではここでも十分に通用するものを持っています。
ただ牡馬一線級に伍して本当に底力が問われる競馬をしたことはなく、体型や気性からも本質的にはマイラーに近い中距離馬だと思っているので、本質的にはこの距離はちょっと長いと思います。
スローの切れ味勝負で折り合えばこの相手もなで斬りにする能力は十分に持ち合わせていますが、底力勝負になった時に意外な凡走もあるとみて、この評価としました。
次いでサトノダイヤモンド。
前走で復活を印象付けましたが、調教の感じは絶好調時の飛ぶような軽い走りからはまだもう一つという気がします。
力はあると思いますが、この評価まで。
後は昨年のJC馬シュヴァルグランも有力ですが、レースぶり、調教の感じからv昨年の絶好調時には及ばない感じがするので、この評価に。
後は先行するウインテンダネスと、日本のこの高速馬場に合うかどうかですが、欧州のトップレベルで走っていて、能力的にはここでも足りると思われる外国馬2頭を一応の抑えとしておきます。
