それにしても、凱旋門賞の馬券が買えるようになるとはねえ。
ここは馬券師としてシビアに行こうと思います。
各馬の紹介もしながら、予想を書いて行きます。
イギリス馬ポストポンド本命です。
国、距離、馬場状態など条件を問わない連勝で、芝2000m~2400mでは世界最強と言って良いでしょう。
競馬ぶりもいずれも好位抜け出しの横綱相撲で、いずれも着差以上の強さを感じさせます。
前走は中間に呼吸器の疾患でキングジョージを回避しての臨戦でやや順調さを欠いた中での快勝でしたが、ステップとしては今回の方が順調で、死角らしい死角がないと思います。
ここは不動の本命です。
しかも相手の斤量が57kgだったのに対し、この馬は59kgを背負ってのものだけに、価値があったと思います。
鞍上は世界の銘酒ライアン・ムーア。
ポストポンドにはコロネーションCで4馬身差で敗れているので逆転まではどうあと思いますが、2着なら有力だと思います。
そして日本馬マカヒキ。
ダービー勝ち後、前哨戦のニエル賞も勝利と、順調に来ています。
ただ・・・ニエル賞は相手が軽かった割には辛勝でしたし、本質的には欧州よりもより軽い馬場向きの馬だと思います。
またこれまでの凱旋門賞で連対した馬などと比べても、若干見劣りするかなあという印象です。
オッズも単勝2倍台はどう考えても過剰人気です。
心情的には勝って欲しいとはポストポンドあたりには勝てないかなと思いますので、期待込みでの3番手評価です。
英インターナショナルSでもポストポンドの2着に粘っています。
前走のアイルランドチャンピオンSでは7着でしたが、ちょっと展開が向かなかった印象です。
今回もマイペースで行けそうなメンバー構成なので、仮柵を取って馬場の良い内を進み、後続の仕掛けが遅れれば逃げ残りもあると思います。
後は昨年の凱旋門賞3着のフランス馬ニューベイ、前走のアイルランドチャンピオンSでは8着もやや不利のあったイギリス、アイルランドダービーを連覇したアイルランド馬ハーザンド、前走辛勝とはいえヴェルメイユ賞を勝ち斤量的に有利なフランスの3歳牝馬レフトハンドあたりまでが有力でしょうか。
後はオッズを見てですが、こちらもややメンバーが軽かったとはいえ前哨戦のフォワ賞を勝ったフランス馬シルバーウェーヴ、フランスダービー4着、前走準重賞のチュレンヌ賞を快勝したフランス馬タリスマニックあたりを抑えるかもしれません。
いずれにせよ馬券は当たれば良いですが、それよりも楽しんで見ようと思います!