(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

朝日杯FSレビュー

ちょっと遅くなってしまいましたが、来年に向けて重要な1戦なので振り返っておこうと思います。
 
勝ったのは1番人気アルフレード
スローペースの競馬が続いたので行き脚が付くかどうか注目されましたが、ウィリアムズ騎手もそれは分かっていてやや気合を付けつつ好位置につけました。
むしろやや引っ掛かり気味なくらいの追走でした。
直線で逃げ馬がちょっと外に出て前が開いたのはラッキーでした。
何の障害もなく抜け出せ、2馬身差を付け優勝。
それなりに厳しいペースを前で追走して突き放したのですから、強い内容でした。
ある程度の距離延長にも対応できそうな感じなので、ここで現2歳世代で名実ともにトップに立ったと言って良いと思います。
 
2着にマイネルロブスト。
この馬はアルフレードの直後の追走。
直線もアルフレードの後からうまく抜け出すことができました。
若干恵まれた印象はありますが、しぶとさを見せました。
距離はもう少しあっても大丈夫でしょう。
 
折り合いに専念するため後方から。
それでもひっかかっていました。
直線は大外に出され、良く伸びていますが、この競馬では3着まで。
やはり気性的に行きたがる面があるので、マイルあたりが距離の限界のような感じがしました。
 
中団のやや前を追走。
3-4コーナーでじわっと順位を上げ、直線では一旦抜け出すかというシーンを演出しました。
勝負どころで脚を使っているのでさすがに内から来た馬と後方待機のレオアクティブには破れましたが、内容は非常に良かったと思います。
本質的にはマイラーかな?と思いますが、2000mくらいまでならごまかしがきくかもしれません。
 
5着にダローネガ。
出遅れました。
そして外枠なので道中はずっと外。
3-4コーナーで上がって行きましたが、それ以上伸びず5着まででした。
出遅れ、外枠の不利はやはり痛かったと思います。
2着馬あたりとはそう力の差はないように思います。
距離も2000mくらいまでなら大丈夫でしょう。
 
この馬も内から。直線しぶとく伸びていますが、このあたりがこの馬の実力のような気がします。
 
7着にクラレント
デイリー杯2歳S勝ち馬ですが、今年のデイリー杯はあまりレベルが高くなかったように思います。
それなりに走っていますが、この辺がこの馬の実力のように思います。
 
8着に最後方から突っ込んで来たジョウノバッカス
ダート馬だと思っていたのですが、多少展開が向いたにせよ最後方から8着にまで差を詰めたのは立派です。
鞍上戸崎騎手の手腕によるところもあるように思います。
戸崎騎手はこのレースの直後の12レースで13番人気を2着に持ってきて大波乱を演出しました。
スポット参戦でも常に注目したい騎手です。
 
ローレルブレットが9着。
内枠が災いして、3-4コーナーで各馬が上がって行ったところで馬群にもまれて下がってしまい、直線はほぼ最後方から。この絶望的な位置からむしろ良く追い上げた方でしょう。
このレースは度外視できると思います。
次走人気が落ちるなら狙い目です。
 
その他では小生の本命スノードンは12着。
スタートでボコッと出遅れてしまいました。
しかもローレルブレット同様、直線入り口で後方に置かれてしまい、直線も抜け出すスペースがなく、大して追えずにゴール。
力を出し切れておらず、この馬も度外視できるレースだったと思います。
 
やはりというべきか、内枠馬の好走が目につきました。
アルフレードは1枚抜けている印象を受けましたが、それ以外の馬は展開の有利不利と枠順に左右された面も大きく、あまり実力差がないように感じました。
今週のラジオNIKKEI賞2差Sでも有力馬が多数出てくるので、kのレースと併せて来年のクラシックがおぼろげながら見えてきそうです。