(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

オールカマー2020レビュー

オールカマーを振り返っておこうと思います。

 

<馬場>

開催3週目でもあり、やや時計がかかってきた。但しまだ比較的馬場内側が良い。極端な追い込みは届きにくいが、展開によっては外を回ってまくる馬も届くようになっては来ている。

 

<展開>

1000m通過64秒3の超スローペース。本来であれば先行馬が残るべきペースだった。

 

1着 センテリュオ

いつものように後方からの競馬も、少頭数、スローペースでもあり、いつもよりほど先頭と離れていない位置から進められた。若干引っかかり気味であったが、他馬も引っかかっており、許容範囲。4コーナーでも早々に鞭が入りあまり手ごたえが良さそうでもなかったが、持ち前の切れ味を発揮して一完歩ごとに差を詰め勝利。スローペースでもあり勝ち時計が遅くなりあまり底力が問われず、少頭数、切れ味の生きる展開など恵まれた面があったとはいえ、牡馬相手にGⅡを勝ち切ったのは立派。この後はエリザベス女王杯だろうが、好勝負が期待される。

 

2着 カレンブーケドール

好スタートから4番手の外を引っかかり気味に進んでいたが、向こう正面付近で我慢できないという感じで先頭に並びかける。超スローでもあり、切れる馬でもないのでこの判断は良かったと思う。直線先頭に立ち押し切ったかに思えたが、最後勝ち馬の切れ味に屈しハナ差交わされる、2着が多いように決め手を欠くところが最後に出た感じ。ただドバイ遠征で減った馬体は戻っており、しっかり立て直されているので秋のGⅠ戦線では期待できると思う。

 

3着 ステイフーリッシュ

道中は2番手を進むも、途中カレンブーケドールに交わされて3番手になる。直線では一旦4番手に落ちるも、最後はクレッシェンドラヴを差し返して3着。時計のかかる馬場、遅めの時計での決着、前に有利な展開などこの馬には理想的な条件ながら3着に甘んじたのは純粋に前2頭には力が及ばなかったということだと思う。

 

4着 クレッシェンドラヴ

スローペースを見越していつもより前目、3番手付近の逃げ馬の直後からの競馬。直線もうまく内から抜け出し、競馬としては理想的だったと思う。一旦直線で2番手に上がりながら最後伸びきれなかったのは距離が1F長いのか、こういう形の競馬が合っていないのか。やはり2000m付近で差す競馬の方が力が発揮できそう。

 

5着 ミッキースワロー

道中は5番手付近から。3~4コーナーの手ごたえがあまり良くない感じで、押し上げられず。直線も伸びそうで伸びず5着まで。得意な条件だけにもう少しやれるかと思ったがスローで展開が向かなかったか。この馬がGⅡ以下の適鞍であまり伸びず、後ろからもはっきり交わされる競馬はあまり記憶になく、状態が今一つだった可能性も。この一戦だけでは何とも言えない感じ。

 

7着 ジェネラーレウーノ

超スローでの逃げ。順調に使われていればもう少し離して逃げたかったところだと思う。道中カレンブーケドールに並ばれたが4コーナーまで先頭を守っており、超長期の休み明けを考えれば良く走ったとは言える。