(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

宝塚記念2020(GⅠ)プレビュー(後半)

昨日に引き続き宝塚記念のプレビューです。

今日は後半の9頭です。

 

5枠10番 メイショウテンゲン 予想走破タイム 2分13秒6

ダイヤモンドS2着、阪神大賞典3着を経て臨んだ天皇賞春では8着とまだGⅠでは力不足な面を露呈。全く引っかかるところのない馬なので長距離は向くものの、より短い距離ではスピード不足が目に付くだけに常識的にこの距離では厳しい。但し重馬場の弥生賞で勝っているように重馬場得意なので、極端な不良馬場になり、かつ馬場内側が荒れて追い込み馬が有利になるような馬場になれば食い込みがあるか。

 

6枠11番 ラッキーライラック 予想走破タイム 2分11秒9

昨年秋にエリザベス女王杯制覇。香港ヴァーズでも2着、中山記念2着を経て牡馬相手の大阪杯優勝。ここに来て非常に充実しており、この相手でも実績、実力は上位の存在。阪神コース、この距離ともに問題なし。ここでも当然上位が期待される。但し良馬場でスピード、切れ味を活かしたい馬でもあり、きれいな走法の馬なので重馬場はプラスではないように思う。

 

6枠12番 モズベッロ 予想走破タイム 2分13秒2

ハンデ52kgで臨んだ日経新春杯を制覇し、日経賞では2着、天皇賞春では7着。天皇賞春は距離が長かったのかもしれないが、GⅠレベルではまだ力不足の印象。重馬場は勝ち案もあり、そこそこにはこなしそう。

 

7枠13番 ダンビュライト 予想走破タイム 2分12秒9

GⅡ2勝、3走前の京都大賞典でも2着しており、GⅡレベルならいつでも好勝負できる馬。但し古馬混合GⅠでは今一つ底力が足りない印象。GⅡ2勝がいずれも2200mで、一昨年の宝塚記念5着もありこの条件はベスト。時計のかかる馬場は望むところ。条件は良いが、後は力が足りるかどうか。

 

7枠14番 キセキ 予想走破タイム 2分12秒5

菊花賞勝ちにジャパンカップでレコードの2着もあり、元来力のある馬。但し凱旋門賞から阪神大賞典まで出遅れ、阪神大賞典と前走の天皇賞では道中顕著に引っかかる面を見せており、気難しくなっているのが心配。前走の天皇賞春では久々に好スタートを切り、若干オーバーペースながらそれなりに粘るかと思ったが直線抵抗できず6着に敗れたところを見ると6歳を迎え若干能力自体が落ちてきている印象も受けた。昨年このレースで2着しているように条件自体は悪くなく、不良馬場の菊花賞を制し、極悪馬場の凱旋門賞でも日本最先着の7着したように重馬場も鬼と言えるレベル。馬場が悪くなり、かつスムーズなレースができればチャンスはあるが、軸にするには勇気がいる。

 

7枠15番 スティッフェリオ 予想走破タイム 2分13秒0

オールカマーを制したようにGⅡレベルでは活躍できるものの、GⅠではちょっと足りない印象だったが前走の天皇賞春では勝ちに等しい競馬で僅差2着。これがうまくはまったものなのか、実力をつけているのかはちょっと判別しづらい。オールカマー勝ちのある右回り2200mの条件は良いと思う。重馬場では取り立てて実績はないが、ステイゴールド産駒で、それなりに掻き込みが強く、四肢がバラバラっと出る走法から得意な部類だと思われる。取捨が難しい一頭。

 

8枠16番 クロノジェネシス 予想走破タイム 2分12秒5

秋華賞を制したものの続くエリザベス女王杯では5着で古馬とはちょっと差があるかと思われたが、年明けの京都記念ではジャパンカップ2着のカレンブーケドール相手に快勝し、大阪杯でも勝ち馬にタイム差なしの2着と成長を示し古馬トップレベルに伍せることを示した。特に前走大阪杯は勝ち馬が終始内で脚を貯めていたのに対しこの馬は外枠から終始外を回るロスがあってのもので、勝ちに等しい競馬と言って良い。やや引っかかるところのある馬なので距離延長はプラスとは思えないが、京都記念で現実に勝っており事実上問題ないか。重馬場は京都記念の結果から得意な部類。ソフトでの予想タイムは伸びなかったがここも上位が期待できると思う。

 

8枠17番 カデナ 予想走破タイム 2分12秒6

追い込み一辺倒ではまれば一発があるがGⅠでは足りない印象だったが、前走大阪杯はうまく内を捌いて4着。GⅠでもそれなりにやれることを示した。但し前走は鮫島騎手が最高にうまく乗った印象で、再度同じ芸当ができるかどうかは疑問が残る。最近2200m以上での出走はなく、距離延長は未知数も引っかかる馬ではないのでそれなりにはこなしそう。比較的時計のかかる馬場でも結果を出しているので時計のかかる馬場もそれなりにはこなすと思うが、あまり悪化するとどうか。総合的に勘案してここではやや足りないと思う。

 

8枠18番 ブラストワンピース 予想走破タイム 2分12秒1

有馬記念勝ち、重賞5勝の実績はここでも見劣りしないもの。前走の大阪杯では後方から4コーナーでまくりに行ったものの7着と敗れたが、昨年も大阪杯は1番人気に推されながら6着と敗れており、スタートから1コーナーまでが短く位置取りが悪くなりがちで、直線決め手を求められる阪神2000mの条件はあまり向いていないよう。AJC杯を勝っているように2200mあれば距離不足ということはなさそう。ハービンジャー産駒らしくやや時計のかかる馬場を得意としており、凱旋門賞のように極端に悪くならないかぎり重馬場は良さそう。ここは巻き返しが期待できる。

 

以上です。

ソフトでの予想走破タイム上位は以下の6頭です。

ラッキーライラック 2分11秒9

ブラストワンピース 2分12秒1

ワグネリアン 2分12秒2

サートゥルナーリア 2分12秒4

キセキ 2分12秒5

クロノジェネシス 2分12秒5

 

なおソフトの計算上キャリアの浅い4歳馬が低めに出ますが成長を考慮するともう少し伸びる可能性もあるので、サートゥルナーリア、クロノジェネシスは若干上乗せしてみてあげていいように思います。

上記以外ではグローリーヴェイズとスティッフェリオの2頭が取捨に悩むところです。

梅雨時でもあり馬場が微妙なので、最後は馬場状態で本命を決めることになると思います。