昨日に引き続きダービー出走馬のプレビューです。
今日は後半の9頭です。
5枠10番 コルテジア 予想走破タイム 2分24秒1
前走は皐月賞7着。内からそつなく運び、直線も馬場の悪い内側を通ったのは若干不運だったかもしれない。器用に競馬ができる馬ながら反面爆発力がなく、強敵がそろうここではどうか。血統、馬体からは距離はこなしそう。
6枠11番 ガロアクリーク 予想走破タイム 2分23秒2
スプリングS勝ちの勢いを駆って、皐月賞でも3着。やや後方からの競馬で、直線も馬場の良いところに出して展開がうまくはまった感じもあるものの、地力は評価してよいだろう。頭が高い走法で、2200mの1勝クラスで地力負けという感じで4着となっており、距離延長はあまり良い材料ではなさそう。東京コースは新馬勝ちがあり、問題ない。地力は2強に次ぐと思われるので後は距離がどうか。
6枠12番 サリオス 予想走破タイム 2分21秒9
朝日杯FSまで強い勝ち方で3連勝し、前走皐月賞では半馬身差2着。最後まで勝ち馬に追いすがっており、負けはしたものの強い競馬だったと思う。直線手前を替えていなかったので、手前を替えていればもっと伸びていた可能性もある。東京コースはレコード勝ちもあり、仕掛けてからエンジンがかかるまで若干時間のかかる馬なのでプラス材料。但し体型、走法からはマイラー寄りの中距離型に見えるので、距離延長はプラスではなさそう。休み明けで3着以下を3馬身以上突き放した前走から底力はここではコントレイルとともに抜けているので、底力で押し切れるかどうか。
7枠13番 ディープボンド 予想走破タイム 2分24秒6
皐月賞では先行して10着。前走京都新聞杯では僅差で勝ち切ったものの、馬場・ペースを考えるとタイムは平凡で、相手関係を考えても高い評価はできない。2400mは好材料と思われるが、切れ味にも欠く馬でもありここで上位に入ることは難しそう。
7枠14番 マイラプソディ 予想走破タイム 2分24秒7
2歳時に3連勝で重賞を買った時にはクラシックで上位をにぎわす馬と思われたものの、共同通信杯4着と土がつき、前走も見どころののない大敗。常識的にはここでは苦しいと思われる。但し、負けたここ2戦はいずれも雨の影響で馬場が悪く、この馬自身は飛びがきれいでそういう馬場を苦手にしそうな走法をしているだけに、良馬場で変わってくる可能性もある。モッサリしてエンジンの点火が遅い感じの馬だけに距離延長も悪くなさそう。今年の2走からは高い評価はできないが、変わってくる可能性もある。
7枠15番 サトノフラッグ 予想走破タイム 2分24秒0
弥生賞を快勝し期待された前走は勝負所で勝ち馬と一緒に上がっていったものの力尽き5着。少なくとも上位2頭には完敗の形。距離延長とコース替わりは悪くなさそうなので、そこに一縷の望みを託すも底力が上位2頭とは違うのではないか。崩れることは考えにくいものの、勝ち負けまではどうか。
8枠16番 マンオブスプリット 予想走破タイム 2分24秒9
京都新聞杯2着。ばてた他馬を拾った感じの2着であり、馬場・ペースを考えるとタイムも平凡、勝ち馬は皐月賞10着馬であり、ここでは苦しいのではないか。
8枠17番 ヴァルコス 予想走破タイム 2分23秒4
青葉賞2着。終始外を回っての内容であり、スタミナは十分。仕掛けてもなかなか前に進んで行かない感じなので2400ｍでもまだ距離不足かなという感じの内容。先の話ながら、菊花賞は期待できそう。ペースが上がってスタミナが生きるような流れになれば上位食い込みも考えられる。
8枠18番 ウインカーネリアン 予想走破タイム 2分23秒9
皐月賞4着。厳しい流れを先行してよく粘っており、好内容と言える。但しどちらかというと小回りコースを器用さを活かして好走している感じがあり、東京コースはプラスではなさそう。距離延長も走法などからどうか。先行できるので、かなりのマイペースで行けるようなら粘り込みもあるか。
以上です。
予想走破タイム上の上位5頭は以下の通りです。
コントレイル 2分21秒6
サリオス 2分21秒9
ガロアクリーク 2分23秒2
ヴァルコス 2分23秒4
ダーリントンホール 2分23秒5
上位2頭は皐月賞で休み明けで後続を3馬身以上突き放したこともあり、3番手以降とはかなり実力差があると思っています。
3番手以下はかなり混戦で、馬券圏内という意味では2強の他に10頭くらいにチャンスがあると思います。
後は今週から東京競馬場はCコース替わりで昨年同様極端な先行有利になる可能性もあるので、そのあたりは土曜日、日曜日のレースを見て見極めたいと思います。
