(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

JBCスプリント&クラシック プチレビュー

JBCスプリントは圧倒的1番人気に推されたサマーウィンドが圧勝。
ダートのスプリント戦では、1頭抜けた存在になりました。
1400mあたりだとスマートファルコンオーロマイスターも出てくる可能性がありますが、1200mまでなら国内敵なしでしょう。
 
JBCクラシックはそのスマートファルコンが大逃げ。
前半の3Fを34秒1、1000m通過が58秒1なのでかなりのハイペースでしたが、そのまま押し切りました。
騎乗した武豊騎手のコメントでは、
スマートファルコンに勝機が出るとすれば、スタートを決めてハナに行けたときだけ。
この日の船橋のレース結果からその傾向が見てとれましたし、作戦に迷いはありませんでした。」
とのことですが、この日のレース結果からそのように読み切ったのはさすがとしか言いようがありません。
これで今年もG1勝利をもぎ取りました。
武豊騎手は怪我から復帰した後もどこか調子が出ない感じでしたが、この秋は「らしさ」が戻ってきています。
もう完全復活と言って良いでしょう。
スマートファルコンも左回りを得意としていることと武豊騎手の好騎乗があったとはいえ、見事な勝利でした。
G1ではもう1つ足りない感じの馬でしたが、これで一皮むけた感じです。
 
断然人気のフリオーソが2着。相手が悪かったとしか言いようがありません。
 
2番人気のシルクメビウスは4着。武豊騎手のコメント通り、この日は追い込みが効きづらい馬場だったようです。
この馬にとってはちょっと力を出し切れない競馬でした。
 
前走でエスポワールシチーを破ったオーロマイスターは10着。
こういう極限まで底力を要求される競馬になると、1800mはちょっと距離が長いのかもしれません。
ベストはマイルなのでしょう。
 
JCダートに向けては、スマートファルコンは右回りの2000mでどこまで頑張れるかがカギでしょう。
シルクメビウスはちょっと間が開いていただけに、叩いての上積みと距離が延びて巻き返しがありそうです。