暮れの阪神ＪＦへのステップレースなのでしょうが、実は本番との関連が薄いこのレース。
直線平坦の京都1400mではスプリンターでも活躍できますが、直線に坂のある阪神1600mはスプリンターでは厳しいということなのでしょう。
ということは、このレースではスプリンターが勝ちやすいということでしょう。
そう考えると、答えは自ずと見えてきます。
未勝利戦ながら、後続を突き離し逃げ切ったマルモセーラ本命。
前走の勝ち時計1400m１分２１秒９は普通に速い時計ですが、注目すべきはこの日の馬場状態は相当に悪かったということです。
同じ日に同じ距離のりんどう賞がありましたが、勝ち時計は１分２３秒９．
午後の方が馬場が悪くなっていましたが、すでに１レースの時点でダートは不良馬場になっており、未勝利戦の時点ですでに相当な降雨量がありました。
そこでこのタイムはかなり優秀です。
対抗はそのりんどう賞勝利のツルマルワンピース。
続いてともにオープン勝ちのホエールキャプチャとマイネイザベル。
人気のケイティーズジェムはこの日の馬場を考慮すると、走破タイム、上がり３Ｆともに平凡で、調教時計も特段速いわけではありません。一応押さえますが、危険な人気馬の香りがします。
