結局スマートファルコンの圧勝でした。
かつてのサイレンススズカを彷彿とさせるような後続に脚を使わせて、直線ちぎって勝つ、という競馬。
JBCクラシックで逃げて圧勝し、開眼したというか、一皮むけたというか、とにかく自分の最も力が出せる脚質を見つけたようです。
しっかし・・・砂の深い大井のダートで、芝コースの様な2分00秒7で走破したのにはびっくりしました。
記憶にある限り、大井2000はアジュディミツオーの2分02秒1でしたが、それを1秒以上一気に短縮しました。
これからは裏街道路線から王道同線に出てきて欲しいものです。
そして、ドバイやブリーダーズカップクラシックに行って欲しい馬です。
勝ち馬にこの時計で走られて、負かしに行っての1馬身半差負けは立派です。
この馬も大井競馬の歴史に残る名馬でしょう。
3着にはバーディバーディ。
本質はマイラーだと思いますが、良く踏ん張った方だと思います。
4着に古豪アドマイヤスバル。
この馬も従来のレコードを更新しています。
底力のあるところを見せました。
3番人気シルクメビウスは5着。
いつもより前目に位置どっていましたが、勝ちに行った分逆に末が甘くなってしまいました。
この馬にはやはりためる競馬が合っていそうです。
それにしてもこの秋はどうも調子が上がらないまま終わってしまいました。。。
6着にスーパーパワー。
一線級との対戦は初めてですが、それを考えると良く頑張っています。
今後、南関東のローカル重賞で活躍しそうです。
以下では大井の鬼ボンネビルレコードは9着。
頑張っていますが、この馬の能力ではこの辺が精一杯でしょう。
中央のワンダーアキュートが10着。
4コーナーを回った順で1~5着が決まってしまう競馬でした。
スマートファルコンさえ負かせば勝てると各馬が動いた結果だと思います。
今日の上位陣ではアドマイヤスバルあたりがこの歳になってさらに力をつけているという印象を持ちました。
今後の交流競走での活躍が予想されます。
さて、今年のJRAの最優秀ダート馬はエスポワールシチーなのでしょうか。
それともスマートファルコンなのでしょうか。。。
エスポワールシチーは海外に打って出て敗戦。
スマートファルコンは国内で相手を選んでの連勝。
・・・ていうか、スマートファルコン、今年JRAのレースに1回も出走してませんでした。。。