(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

毎日王冠レビュー

つづいて毎日王冠レビューです。
 
京都大賞典のレビューはこちら↓
 
まあ、ハッキリ言って全く予想外の結果でした。
出走10頭中7頭に印を付けたのに、抜けの3頭のうちの2頭が来たのですから・・・
さて、それは置いといて本筋です。
1000m通過は58秒9.
今日の馬場としては、やや速めのペースだったと思います。
まあ、シルポート的にはいつもこれくらいのペースなのでしょうが・・・
 
勝ったのは道中やや後方に位置したアリゼオ
シルポートの次くらいのポジションを予想していたので、意外でした。
さすがに道中口を割る場面もありましたが、差し初戦としてはスムーズな競馬だったのではないかと思います。
直線は最内へ。
開幕週だったこともあり、道悪の内目でも馬場は良かったようです。
最後はエイシンアポロンをハナ差捕えて優勝。
ややペースが速くこの馬に有利な流れになったこと、得意な重めの馬場になったこと、最内がぽっかり空いたこと等好条件がそろったのは確かですが、春とは違った一皮むけた姿を見せてくれました。
天皇賞で上位に入る力があるかどうかは何とも言えませんが、また道悪になればチャンスもあるでしょう。
 
京成杯2S勝ち、朝日杯FSでローズキングダムの2着、弥生賞ヴィクトワールピサの2着に入るなど、実績馬ではありました。
その後の皐月賞、NHKマイルCとG1戦線で凡走し、早熟だったのでは?という懸念もあり人気を落としていました。小生もその1人でした。
しかし、道中はちょうど中位の最内をロスなく追走し、直線しぶとく内から伸びました。
最後アリゼオに負けはしましたが、3着以下を1馬身半突き放しました。
ほぼ勝ちに等しい内容でした。
春後半の凡走はやや疲労が蓄積していたためと考えて良さそうです。
道悪、シルポートが直線やや外に持ち出したこと等ラッキーもありましたが、力がなくてはここまで来れません。
最後にやや脚が上がった感じがあったので2000mは距離的に微妙ですが、マイルならトップクラスで勝負できそうです。
 
3着にネヴァブション。この馬も最内から。
1800mはやや距離が短いのでないかという懸念がありましたが、やや時計がかかる馬場も味方したのでしょう。それにしても7歳秋でこの競馬。
今後のG1路線でも上位に食い込む力がまだ残っていそうな感じです。
特に、馬場が渋ったら要注意でしょう。
 
4着にスマイルジャック。今日は先行策でした。馬場が悪かったこともマイナスではなかったと思いますが、もう一つ伸びませんでした。やや速いペースを追いかけてしまったこともあるでしょうか、やや物足りない内容でした。
やはりこの馬が勝つには、後方から直線一気というパターンしかないのかもしれません。
 
5着に1番人気のペルーサ
ダービーと同じく、痛恨の出遅れ。もともと1800mはこれまでで一番短い距離での競馬だったこともあり、道中はずっと最後方を追走。直線は大外へ・・・という競馬を開幕週でやっていたのでは、ディープインパクトナリタブライアンのような馬でないと勝てません。
出走馬最速の上がり3Fで伸びてきましたが、5着が精いっぱい。
まともなら天皇賞でも有力馬になれる馬ですが、中間かなりゲート練習をやってその結果がこれでは、ちょっと厳しいと言わざるを得ません。
次走も出遅れない保証はなく、ゲートが安定するまで軸にはできない馬です。
 
6着に函館記念勝ちのマイネルスターりー。夏の激戦の疲れでしょうか、468kgは本格化後最も少ない馬体重でした。レースもバテず伸びずといった感じでした。
こういう馬場も良くないのでしょうが、もっと走れる馬だと思っていただけに残念な結果でした。
 
7着に小生の本命シルポート。中1週でも叩いた上積みはあったと思います。速いペースの割には良く粘っていますが、春シーズンはそれでももっと粘れていたと思います。
ちょっと不本意な競馬ではありました。
叩いて叩いて良くなる馬なのでしょう。まだ上積みが見込めそうです。
 
前走の朝日杯CCで1番人気を裏切ったアドマイヤメジャーは、8着。
今日は一転先行策でしたが、流れが速かったためなし崩しに脚を使ってしまった感じです。
また、重馬場で2回凡走しているように、こういう馬場も良くなさそうです。
 
2番人気の安田記念ショウワモダンは9着。
馬体重的には仕上がっていましたが、中間の情報を聞く限り速い追い切りが不足していたようです。
その上重馬場得意とは言っても、59kgを背負っての道悪では苦しかったようです。
もともと叩いて調子を上げるタイプだけに、ここを叩いての上積みに期待しましょう。
 
全馬解説してしまいましょう。しんがり負けはトウショウウェイヴ。
陣営が戦前コメントしていたように道悪は空っ下手。
今日の馬場ではさすがに苦しかったようです。と、いっても勝ち馬から0.8秒差、ショウワモダンとクビ差なので実はそう悪い競馬でもないので、良馬場なら、オープン特別やハンデ重賞では要注意です。
 
オグリキャップ以来の3歳馬勝ちということですが、オグリと比較するのはちょっと格が違いすぎます。
小生としては、次走の天皇賞秋で1,2着するサクラチトセオーとジェニュインが出走して人気になりながら、カネツクロススガノオージで決着した道悪の毎日王冠を思い出します。。。って歳がばれちゃいますね。
 
要は、今日の結果は必ずしも実力をそのまま反映したものではないのでは?と感じています。
前出のサクラチトセオーもそうですが、バブルガムフェローヤマニンゼファーダイワメジャーのように、このレースで連対を逃しながら本番の天皇賞で優勝した馬はたくさんいます。
天皇賞に向けては、そんな馬を探したいものです。