(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

【マイルCS南部杯】エスポワールシチー敗北・・・

他馬はさておき、アメリカ遠征前のエスポワールシチーの勝ちっぷりに注目、というレースでしたが、オーロマイスターのレコード駆けに遭い、オーロマイスターに遅れること3馬身。
屈辱の2着・・・
直線では11番人気高知のグランシュヴァリエにも抜かれるかと思われましたが、さすがにそこからは底力で伸びて2着をキープしましたが、オーロマイスターははるか前方に行っていました。
 
この3着に入ったグランシュヴァリエがどういう馬かというと、前々走のBCGCでシルクメビウスから2秒1差の6着、前走は日本テレビ盃ではフリオーソに遅れること3秒2の8着。
確かに今回大駆けしましたが、この馬に負けていたらアメリカには行けなかったでしょう。
 
確かにエスポワールシチーは休み明けで、前走のかしわ記念より+15kgとデビュー以来ダントツ最高の馬体重で余裕残しではありましたが、これまで圧倒的なパフォーマンスを見せてきた同馬だけに、拍子抜けの感は否めません。
レースはエスポワールシチーが逃げるのかと思われましたが、セレスハントを先に行かせました。3コーナーでセレスハントが完全に内に入り、その外にオーロマイスター
直線入り口でスムーズに追いだしたオーロマイスターに対して、エスポワールシチーはバテてきた前のセレスハントを交わして、オーロマイスターの内へ入り込むという一連の手間がかかりました。
そこでいったん減速したのが痛かった。前が止まらない馬場で、一瞬のブレーキは命取りです。
 
セレスハントのペースは前半1000m通過がジャスト60秒。
この馬場を考えるとスローペースでした。
エスポワールシチーは勝つことだけを考えれば、やや強引にでもハナを奪った方が良かったのでしょうが、佐藤哲騎手が先々を考えて敢えて抑えたのではないでしょうか。
あるいはセレスハントの外に出す展開を考えていたのかもしれませんが、オーロマイスターがうまく外に出させないようポジションを取っていました。吉田豊騎手、当然とは言え隠れたファインプレーでした。
 
これまで控える競馬も何回か試し、上手くいっているように見えましたが、外から完全にかぶせられる形や、馬群の狭いところを抜けたりするのは、エスポワールシチーにとっては多少ストレスがかかるのかもしれません。
 
と、やや拍子抜けな南部杯でした。
ダート王国アメリカでのBCクラシックはどうでしょうかね。。。
結果はともかく、逃げか、外2番手あたりのポジションで正攻法で行って欲しいですね。
多分、佐藤哲騎手ならそのような競馬をしてくれるはずです。