小生の本命コスモネモシンはまたしても不利・・・４コーナーで馬群の間を突こうとしたところを、外からクラックシードが内に切れ込み、そのあおりでディアアレトゥーサも内に押し込まれ、そのすぐ内にいたコスモネモシンは内に押し込められてしまいました。
中山の短い直線でこれだけ不利があると、もともと切れる感じではない馬だけに挽回不可能です。
そこから外に出して追い込んで来ましたが、先に抜け出した２頭には及ばず３着まで。
賞金的に秋華賞出走は問題ないですが、ちょっと後味の悪いレースになりました。
さて、レースですが、スタートからの３ハロンが33秒6、1000m通過が57秒７というマイル並みのハイペースになりました。
そんなレースで、中団内で脚を貯めていたディアアレトゥーサが勝ちました。
春にそこそこの走りを見せてはいましたが、重賞ではちょっと足りない、という感じの馬でした。
２着したクラックシードに直線ずっと外からプレッシャーをかけられていた（というか斜行）にもかかわらず、最後まで抜かさせなかったあたりは勝負根性の良さを見せました。
２着は後方から４コーナーで外に出したクラックシード。
春はデビュー後２連勝のあと、スイートピーＳで２番人気に推されながら６着に敗れていました。
しかし、馬体重＋１６ｋｇが示す通り、減っていた馬体が戻って、スイートピーＳ時よりいい状態でレースに臨めたのではないでしょうか。
今日はハイペースで展開がはまった感もあり、また直線内にささったのも頂けませんが、まだキャリア３戦、母の父サンデーサイレンス、母の母ファビラスラフィン（ＪＣで当時世界最強のシングスピールにハナ差２着）という超良血馬なので、伸びしろは多そうです。
そんなところでしょうか。
今日の走破タイムは馬場を考えると１６００万下条件よりやや遅いかな、という程度なので、秋華賞につながるかどうかは微妙です。
前進があるとすれば、休養明けでまたまた不利を受けたコスモネモシンか、やはり休み明けで好走した良血馬クラックシードのどちらかでしょう。
ところで、今日の中山の６，８，９レースで、芝のレースとしては３レース連続で「馬単１－２」で決着しました。
そんなことがおこる確率は（馬の実力差を考慮しなければ1,330,560分の１という低確率です。
豪邸が買えるオッズです。
余談はともあれ、開幕週だけあって内枠の馬がかなり有利な馬場になっているようです。
特に、明日京成杯オータムハンデが行われる１６００ｍはコースの形態上、内枠有利です。
このことは明日の競馬のために頭に入れておいた方が良いでしょう。
