(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

中山牝馬Sレビュー・・・大荒れでした

人気馬がことごとく敗れ、10番人気ー14番人気ー13番人気での決着で3連単は実に244万円。
派手な配当が出ました。
これは、
①やたらとハイペースになったこと
②有力馬の多くが不利を受けたこと
③有力馬のハンデが56kgふだったこと
④意外に内を通った馬が伸びたこと
などの要因が絡み合ってこうなったのだと思います。
 
さて勝ったのはレディアルバローザ
好スタートを切りながら、段々下げて、結局やや後方からの競馬。
直線入り口でも子方でしたが、先に抜け出したコスモネモシンの進路を追うように馬群を捌き、2着に2馬身半差の快勝となりました。
もともと秋華賞アパパネと0.3秒差の5着に入っていて、近走の結果で実力の割に人気が落ちていました。
ハンデ53kgの恩恵もあったでしょう。
なかなかここまでうまくいくレースはそうないでしょうが、勝ちタイムは優秀なので、ヴィクトリアマイルに向けても期待できるのではないでしょうか。
 
勝ち馬には離されましたが、大外から1頭だけ違う脚勢を見せて追い込んで2着に入りました。
51kgのハンデが奏功したのでしょうが、それにしてもちょっと買いにくい馬でした・・・
前走も53kgの準オープンで6着でしたし。
ハイペースでもあったので、うまくはまったというところでしょうか。
 
3着に小生の本命コスモネモシン
中位の中付近を追走し、直線は外に出さずに馬群の間を縫って来ました。
抜け出した時は「勝った!」と思ったのですが・・・
まずレディアルバローザに交わされ、何とか2着を死守してくれと心の中で念じましたが、無念の3着。
レディアルバローザコスモネモシンならたぶん馬連で200倍くらいだったのではないでしょうか・・
辛うじて複勝を買っており、それが10倍もついたので一応収支はプラスでしたが、逃した魚の大きさに呆然・・・でした。
この馬、再三小生が本命にしているのですが、実力的にはクラシック上位組とそう差はない馬だと思います。
どこかで大穴をあけてくれそうな馬です。
 
4着にディアアトゥレーサ。
福島記念2着後の久々の出走だけにどうかなと思いましたが、先行して良く粘りました。
これは次走に繋がってきそうです。
 
5着に逃げたバイタルスタイル。
1400m通過が1分20秒9、マイル通過が1分33秒0と相当に速いラップを刻んでの逃げだったことを考えると、これは健闘と言えると思います。
まだまだ上昇中の4歳馬なので、今後が楽しみです。
 
その他では大きく出遅れたアグネスワルツが7着。
離れた最後方からで競馬にならないのではないかと思いましたが、ペースも手伝って直線は良く伸びていました。
逃げ・先行馬ですが、結果的に今回の競馬が最後方からとなり、なおかつ比較的好走したので、新境地が開けたのではないでしょうか。
 
結果的に1番人気となったワイルドラズベリーは8着。
ちょっとまだ仕上げ途中かなと言う印象を受けました。
 
どちらも直線で馬群の前が壁になり、そこで置かれてしまった感じです。
力負けではないので、次走あたりが狙い目です。
 
プロヴィナージュは10着。
ハイペースを勝ちに行った分、この着順となってしまいましたが、もう少し流れが落ち着けばやれそうです。
 
天皇所秋4着のオウケンサクラは13着。
この馬の本来の力を発揮できればこんなに負けないはずですが。。。
ややスランプ入りしている気がします。
 
そして最後にアプリコットフィズしんがり負け。
引っ掛かり気味に先行し、直線ではバッタリ止まってしまいました。
前走と同様の精神的にバランスが崩れているようです。
短距離に使ってみるか、あるいは休養させた方が良いような気がします。
 
正直なところあまり実力を反映していないレース結果になってしまったと思います。
実績馬はハンデが予想以上に応えたようです。
ヒカルアマランサスは9着。ブロードストリートあたりは次走狙い目です。