(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

うつ病関係の本に感動

うつ病になって以来、うつ病関連の本とか、ストレスマネジメントの本とかをいろいろと読むようになりました。
その中でもいい情報があればそれを拾って、自分の病状の改善になれば、という思いからなのですが・・・実践してもすぐに結果が出るという病気じゃないので、あまり効果が感じられないのが難しいところですね。
まあ、役に立つ本もあれば、それはちょっと違うのでは?という本まで色々あるので、あまり真剣にならずに、気軽に読み物として楽しんで読むようにしています。

うつ病の本で良く書かれているのは、「うつ病にかかる人は責任感が強い人が多い」ということですね。
小生は決して「責任感が強い」という人間ではないと思っていたのですが、最近自分でも「その仕事ならやっておくよ」とか「そこまでやってくれれば後は自分でやるから」などと、安請け合いをすることが多いと感じるようになりました。
責任感が強いかどうかは別として、そうした安請け合いが病気の回復を遅らせているのかなあなどと思いました。

その中でも最近読んだ本で、勇気づけられるというか、ちょっとハッピーな気持ちにさせてくれる文章があったので、ご紹介します。(以下要旨を引用)

『・・・内因性のうつ病になる人には、まじめで責任感や義務感がが強いなどの性格特徴があると言われている。・・・(中略)・・・・
 ところで当然のことではあるが、わたしの仕事仲間や知人にもうつ病になった人がいる。その人たちはわたしにとって頼れる存在で、「もしものことがあってもあの人がいるから、最悪の事態にはならないだろうな」という気にさせてくれる人たちである。
 うつ病になったこと自体は確かに、その人の人生にとってはマイナスかもしれない。
しかし、こうした、人から信頼される性格と表裏一体となっているのではないだろうか。』
(大林正博著 「訪ねてみよう! 心療内科・”癒し”の診療室」より引用)

小生が人から信頼される性格かどうかは分かりませんが、人生計画が5年遅れた・・・などと普段はどうしてもマイナス思考に陥りがちですが、うつ病をプラスの方向から捉えているという意味で、何かほっとさせてくれる言葉のように思いました。

そして、うつ病に陥った今の自分の性格を変えようというのではなく、それはそれでその人の長所でもあるのだからいいんですよ、というエールをもらったように思います。

確かに、病気が完治しても小生は小生で、身近な人が亡くなればとても悲しいし、人間関係で板挟みになって悩んだり、どうせまた安請け合いをするのでしょう。
でも、そのままでいいんじゃない?と思えるようになりました。

著者の大林先生に、「本当にありがとうございました」と、感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。