(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

宝塚記念(GⅠ)枠順確定・・・現時点での所感

宝塚記念の枠順が確定しましたね。
キタサンブラックが強すぎるのか、今年は11頭立てで若干さみしい頭数ですが、それでも楽しみなメンバーがそろいました。
上半期の大一番でもあり、備忘代わりに現時点での有力馬の所感を書いておこうと思います。

1枠1番 ミッキーロケット
神戸新聞杯サトノダイヤモンドと差のない勝負をし、日経新春杯ではシャケトラより2kg重い斤量で勝ち切ったようにGⅡまでならいつでも勝負になるクラスの馬。
菊花賞5着、大阪杯7着と現時点ではGⅠでは若干足りない印象があるものの、ともに他頭数の競馬で後ろから進めすぎた印象も。
ただ、この馬の場合スタートがうまくないので、とにかくこのレースでもそこがポイントになりそう。
阪神2200mの条件は良いと思う。道悪はやや重までしか経験がないものの、こなしそうな印象。
4歳でまだ上昇も見込めるのと、天皇賞春組はかなり厳しい競馬をして疲れが懸念される一方この馬はフレッシュな状態で臨めるので、そこに賭ける手があるかどうか。
現時点では抑え程度の評価かなと思っています。

有馬記念勝ちもあるように、ここではキタサンブラックに次ぐクラスの実績馬。
2200m~2500mで実績が多いように、この距離は良さそう。
中山を得意としている馬なので、阪神のコース形態も向くと思う。
前走は出遅れの上、本質的に自身の適性よりちょっと長い距離(菊花賞3着はあるものの世代別での競馬の上、上位2頭には離されている)での負け、また状態も上がりきっていなかった印象なので仕方がないと思う。
ただこの春は日経賞を断然人気で負け、前走も条件が合わなかったとはいえ勝ち馬から1秒以上負けているようにピークはやや過ぎたか、と思われるところがネック。
加えて遠征競馬ではあまり実績がないところをどう見るか。
人気は落ちると思うので、前2走は状態が今一つ、遠征競馬もともに距離の長い天皇賞春なので、条件が変わればやれるという考え方ができるかどうか。
人気次第ですが、現時点では穴程度の評価かなと思っています。
ただ、まったく人気がないようなら本命にしても面白いかも。

3枠3番 スピリッツミノル
さすがに一連の成績からここでは辛いと思うので、説明は割愛します。

4枠4番 クラリティシチー
ちょっと引っかかるところのある馬なので2200mのこの条件は向かないと思いますし、さすがに一連の成績からここでは若干辛いと思うので、説明は割愛します。

前走の天皇賞春ではサトノダイヤモンドに先着して大レコードの2着に入ったように、まさに充実期の印象。
GⅠでもコンスタントに走れているように、ここに入っても実績は上位の部類。
晩成のハーツクライ産駒らしく、今がキャリア最高潮と言えるのではないか。
但し、3000m超のレースではトップレベルの強さを見せるのに対して、それ以下の距離では一線級とは若干の差がある印象。
不利のあった昨年の宝塚記念は仕方がないとしても、JC3着も勝負が決した後に差してきた印象で、有馬記念も早めに動いたものの6着と、牝馬ミッキークイーンにも先着され、上位3頭あたりとは実力差のある印象だった。
加えて前走激走の疲れも懸念されるところ。
今回は前走の好走である程度の人気が予測されるものの、前走以上があるかというと難しい印象。
JCのように後ろから着を拾いに行って2着、3着があるかどうかというのが小生の見立て。
現時点ではあくまで抑えの1頭。

6枠6番 シャケトラ
日経新春杯で斤量差こそあったもののミッキーロケットとハナ差の勝負をし、日経賞では前残りの流れを後ろから外を回って差し切ったようにこの春最大の上がり馬と言ってよいだろう。
天皇賞春は出遅れた上に直後に仕掛けて上がって行ったところかなり引っかかってしまうというかなりひどいレースぶりだったので、惨敗も仕方がないと思う。
まだスタートも悪いことも多く、完成途上の印象だが逆に言えばそれだけ上昇の余地を残しているということ。
条件戦ながら阪神は3戦3勝。前走よりはこの距離の方が良いと思う。
調教の動きも良さそうなので、人気が落ちるようなら面白いと思う。
騎手ルメール好材料で、重めの印をつける予定。

菊花賞2着、JCでも3歳としては健闘の部類の6着、日経賞では直線前が度々詰まる不利がありながらの4着で、一線級でもそこそこやれる力はあると思う。
天皇賞は凡走したが、これは外枠がかなり痛かった思うし、前がなかなか止まらない馬場で追い込むこの馬には展開不向きだったとも思う。
ただそうは言っても現状では一線級相手に自力で勝ちきれる力はないと思うので、何か条件が向いた時の2,3着が精一杯か。
重馬場はうまそうなので、馬場が渋り、他馬が苦にしたときはチャンスがあるかも。
現状では馬場が渋った時の抑えまで。良馬場だったら切るかもしれません。

基本的に牝馬戦線を主戦場にしているものの、牝馬ではトップクラスの一頭。
牡馬相手にも昨年有馬記念での5着があり、そこそこやれる力があると思う。
前走はやや不可解な凡走をしたものの、陣営によれば左回りで以前痛めた脚を気にした可能性があるとのこと。またこれは小生の意見ながら休み明けで激走したのでいわゆる2走ボケもあったのではないかと思う。
加えて基本的には中距離馬なので、前走のようなマイルでの究極の切れ味勝負は本質的には向いていないのだと思う。
前走とのレース間隔も手ごろで、前走あまり走っていないので疲労の心配もなく、また牝馬ということもあり冬より夏の方がよさそう。
もともと宝塚記念は昨年のマリアライトをはじめ、牡馬一線級のレースにしては比較的牝馬の激走が目立つレース。
重馬場も前々走で克服したように、得意な部類。
となれば条件が向けは有馬記念の0秒4差を詰めて勝ちきっても不思議はないように思う。
人気次第ながら、重めの印をつけることを考えています。

好きな馬ではあるのですが・・・さすがに歳ですし、一連の成績からここでは辛いと思うので、説明は割愛します。

8枠10番 キタサンブラック
昨年の年度代表馬にして、今年初戦のGⅠ大阪杯を休み明けで快勝。続く天皇賞春もレコードで快勝。
昨年のこのレースでは3着に敗れたものの、その時よりもパワーアップしている印象で、かつメンバーも昨年よりも落ちる印象。
自分でレースを作れる強みもあり、鞍上はペース判断抜群で逃げ馬は特にうまい武豊
既に史上最強クラスの域に入ったとも言え、常識的にはこの馬を負かすことはかなり難しい。
つけ入るすきがあるとすれば、GⅠで連続好走後、かつ前走は大レコードでの激走だったので目に見えない疲れがあるのではないかということと、基本的にトビが大きくきれいな走りをする馬なので、本質的には重馬場はあまりよくないということあたりか。
常識的には負けない馬ながら、特に馬場が悪くなり、それでも単勝1.1~1.2倍になるのであればほかの馬を狙ってみる手もあると思う。
もちろん重い印をつけないわけにはいかないものの、人気によっては他馬を本命にすることも考えたい。

8枠11番 サトノクラウン
秋の天皇賞秋は大凡走した後、それほど期待されていなかった香港ヴァーズ凱旋門賞2着馬、大本命のハイランドリールを下して優勝。
京都記念でもマカヒキに先着して優勝。
大阪杯では6着に敗れたものの、良馬場のスピード勝負ではどうも分が悪い印象なので仕方がないと思う。
やや馬場が渋ることが前提ながら、力のいる馬場ならトップクラスの実力を発揮できる馬だと思う。
昨年の宝塚記念は海外遠征帰りでやや本調子ではない感じがあったが、その時よりは出来は良いと思う。
鞍上デムーロも魅力で、馬場が悪くなるようなら本命まである馬だと思う。
一方パンパンの良馬場ではほぼ用がないとも思う。

本番までもう少し悩みますが、とにかくキタサンブラックを本命にするのかどうか。
本命にするのであれば点数は多くは買えないので、相手を絞って行かなければなりませんね。
ただ前走超絶レコード快勝は少なからず馬体にはダメージがあったと思うので、本命にしない手も十分にあり得るとは思っています。

それではまた日曜日に予想を書きます。