前半の６００ｍ通過が33秒2。1000m通過は56秒5。1200m通過は1分8秒ジャスト。
相当なハイペースになりました。
さすがにこれでは先行馬も苦しくなり、差し馬の展開になりました。
そんな中勝ったのはサンカルロ。
開幕週の馬場で後方からの競馬ではどうかと思っていましたが、流れが向いたことと、4コーナーで早目にまくって行く競馬をしたことで不利を克服しました。
もともと実力のある馬ですが、どちらかというと後方待機で他力本願的なところもある馬でした。
今回は大外を自分でまくって行っての快勝なので、非常に強い内容でした。
これは陣営にとって自信になる勝利だったと思います。
2着に小生の本命にして1番人気のガルボ。
5番手付近の内側で収支レースを進め、内枠を利して経済コースを通りました。
しかし直線はショウナンカザン、コスモセンサーの2頭が壁になりなかなか追い出せない場面がありました。
この間にサンカルロが突きぬけてしまい、最後脚を使ったものの、2着まででした。
京都金杯と似たような内容で、脚を余した感じです。もう少し早めに抜け出せていれば好勝負になったと思います。
またこのレースを見る限り、かなりのハイペースの5番手付近を楽に追走できていたので、1200mは十分にこなせそうです。
この馬も次走に期待です。
3着にフラガラッハ。マイル付近が適距離の馬なので、さすがに前半やや置かれました。
それでも徐々に追い上げ、4コーナーではかなり大外を回る羽目になりましたが、そこから強烈な末脚で3着にまで追い込んで来ました。
この馬も非常にいい内容のレースでした。
この後どういう路線を歩むかは不明ですが、１４００ｍは若干距離不足かな、と感じさせました。
やはりベストはマイルでしょう。
4着にスプリングソング。外側の4番手を追走していましたが、楽に追走する感じではなく押して押して前に付けていた感じでした。
それでも4コーナーでは追い出しを待つ余裕がありましたが、さすがに前半ハイペースを追いかけた分、後ろから来た馬に交わされての4着。
内容は決して悪くはなかったと思いますが、上位馬と比べるとちょっと力の差を感じました。
5着にワンカラット。馬体重が何とプラス２６ｋｇ。
成長分があるにしても、さすがにちょっと太かったと思います。
それでも道中は好位を楽に追走し、直線へ。
しかし内に押し込められてしまう恰好で、追い出せたのは残り２００ｍを切ってからで、決してスムーズな競馬ではありませんでした。
それでも最後は良く追い込んでおり、実力の一端は見せました。
まともならもっと上の着順に来れたと思います。
かない余裕残しでの好走だったので、次走への上積みは大きそうです。
6着にサワヤカラスカル。ハイペースを追走して、最後まで粘りました。
レース内容としては悪くなかったと思います。
7摘ショウナンカザンは逃げられず2番手から。
それでもkのハイペースで良く粘っています。
しかしG1で通用するかとなると、ちょっと厳しいと思います。
8着に小生の対抗ビービーガルダン。
歳のせいか、スタート直後のダッシュが付きませんでした。
そして直線も前が詰まってしまい、この馬らしいレースはできませんでしたが、それでも8着と言うのは立派です。
今後またどこかで穴をあけそうな感じの馬です。
その他では上がり馬サワノパンサーは10着。
いきなりの重賞では、まあこんなところでしょう。
逃げたコスモセンサーは11着。
さすがにこのハイペースでは最後辛くなりました。
やはりベストはある程度ゆったり行けるマイル付近が合っていそうです。
以下の馬はまあ、そんなところでしょう。
非常にペースが速くなり、事実上１２００ｍのレースのようなラップになりました。
あ、ちなみに馬券はあたりました。
抑えですけど・・・
