予想通り、ジョーカプチーノがＧ１ホースの貫録を見せつけました。
スタートはそこそこでしたが、二の脚でハナへ。
前半３Ｆが33,2秒。
スタートから4コーナーにかけて下り坂になっている中山としては、そしてジョーカプチーノの実力を考えればちょうど良いペースでした。
直線は後続を突き放し、最後は手綱を持ったままでゴール。
完勝でした。
2着には中段から差しこんだベストロケーション。
前半はやや追っつけ気味での追走でしたが、それが良かったのか最後は外に出していい脚を使っての2着。
これくらいは走っていい馬ですが、道中の感じからすると今は1400mくらい距離があった方が良いかも知れません。
3着は逃げたジョーカプチーノの後ろを追走していたメイビリーヴ。
展開がこの馬にとってほぼ最高に向いたための好走ですが、前走勝っている通りここにきて調子を上げていたようです。
次も同じように好走できるかどうかは微妙です。
展開がこの馬に向いての3着だったことは覚えておきましょう。
4着はショウナンカザン。
メイビリーヴの直後から内側を通って伸びてきました。
直線やや追い出しが遅れる場面があったので、やや脚を余した感があります。
しかし馬込みから抜けてくる器用な競馬ができたことは収穫でしょう。
5着は後方から差してきたグランプリエンゼル。
前が止まらない馬場に泣かされた感があります。
しかし、直線が平坦なコース専門のイメージがありましたが、そこそこ好走できたことは収穫でしょう。
6着にダイワマックワン。
久々の適按だったので期待していましたが、伸びませんでした。
ムラ馬なのか、何なのか良く分かりません。
2番人気のフライイングアップルは7着。
直線でやや狭い所に入ってしまい追い辛かったのは多少影響したでしょうが、脚があればもう少し前に来れた感じはあります。
その他ではアポロ2頭は10着、11着。
アポロドルチェは後方からで展開が向きませんでした。
ローカルの最終週のように差しの決まる馬場にでもならないと辛そうです。
アポロフェニックスは前走同様スムーズに先行しているようで、そのまま後退。
どうも調子が上がって来ないようです。
実績からはもっと走っていい馬ですが・・・
ジョーカプチーノの強さが目立った1戦でした。
来年のスプリント、マイル戦線での活躍が期待されます。
