(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

【競馬理論】騎手その2

万馬券2週連続的中と好調なところで、能書きを書いておきたいと思います。

前回では騎手のランキングと得意な条件について説明しました。
今回は騎手の「期待値」です。
期待値とは”確率×オッズ”です。

実際に騎手が残している騎乗成績と、一般的に考えられている騎手の巧拙には、実は開きがあります。
つまり。実力以上に評価されているため、その騎手が騎乗している馬の馬券を買い続けると、平均回収率と考えられる75%を割り込む騎手がいます。逆に、一般的に評価されていないものの、実際には評判以上の回収率を挙げている騎手もいます。

つまり、馬同様に騎手にも「期待値の高い騎手」と「期待値の低い騎手」が存在しています。
典型的に期待値の低い騎手としては、武豊騎手が挙げられます。武豊騎手は名実ともに日本のトップジョッキーですが、それゆえに必ずしも有力ではない馬なのに武豊騎手が騎乗するだけで人気になってしまう馬がいるのです。さすがの武豊騎手も、明らかに実力が劣る馬を上位に来させることは難しいでしょう。

必ずしも武豊騎手の騎乗するすべてのレースがそのようになっているわけではありませんし、武豊騎手の騎乗馬が実力馬であれば勝つ可能性は大きいでしょう。そのため「武豊騎手の騎乗馬は全く買わない」という極端なことをすることは得策ではないですが、馬の実力に対して「この馬、そんなに人気になるほど強かったっけ?」という場合があるのは事実です。そのような馬は、「危ない人気馬」である可能性が高いので、その辺の見極めが重要になってきます。

逆に”期待値の高い騎手”も存在します。安藤勝、内田、岩田、小牧、赤木騎手など、地方競馬から中央競馬に移籍した騎手は概ね期待値が高いです。
その他では、横山典騎手、四位騎手、池添騎手、秋山騎手、北村宏騎手、渋いところでは木幡騎手、石橋脩騎手、武士沢騎手などが挙げられます。

”期待値の低い騎手”は武豊騎手、福永騎手、幸騎手、武幸四郎騎手、柴田善騎手、田中勝騎手などです。上記の騎手は知名度が高く、実際に腕のあるジョッキーです。
しかし、過去の大レースの実績、話題性、知名度などで人気になることが多いです。
オッズは、必ずしも現在の騎手の実力等を反映していません「

したがって、これらの騎手の絡んだ馬券を買う場合は、十分に注意が必要です。