北九州記念の予想です。
毎年一筋縄ではいかないこのレース。
今年も人気が割れています。
なぜ一筋縄ではいかないか、過去5年ほどのデータを見てみると、以下のような点が挙げられるように思いました。
①小回りなのでかなりのハイペースになり、また馬場が荒れ始めて差しがきく馬場になっていて、無欲の差し馬が台頭する
③結構斤量に差がつくハンデ戦。よほどの実力馬でないと、ハンデが重い馬は苦しい
④実績はさほどないが、小倉コース巧者、平たん小回り巧者が台頭
つまり、差し馬、古馬、軽ハンデ、、小倉巧者を狙えということなのではないかと。
その結果、こうなりました。
本命はボストンエンペラー。
差し馬というより先行馬に近いイメージですが、速い馬が多いここでは中位あたりからの競馬になるのではないかと思います。
小倉巧者で、昨年も小倉で活躍した馬。
昨年、ジュエルオブナイルに先着して、1分7秒5での勝ち鞍があります。
ハンデも4歳牡馬にもかかわらず53kgと恵まれました。
前走はいい手応えで進出しながら、直線で外からジュエルオブナイルにかぶせられ、まともに追えずに終わったもので、力負けではありません。
もともとジリジリ伸びる馬なので、ちょっと不利があるとそのまま沈んで行ってしまうタイプの馬。
逆にそういうタイプだけに、ハイペースの消耗戦は向いています。
ジュエルオブナイルが人気のメンバーなら、チャンスは十分にあると思います。
直近2戦の大敗はいずれもGⅠでのもの。
圧勝した小倉2歳Sの小倉1200mは条件的にもあっているような気がします。
このレースであまり実績のない3歳馬なので対抗にとどめますが、個々の結果次第で短距離戦線で大きく浮上してきそうな馬です。
単穴に昨年このレースで僅差2着のエーシンリジル。
直線が平たんで、速い時計の決着に向いている馬。
今年も53kgで出走できるので、チャンスはありそうです。
次いで実績馬エーシンヴァーゴウ。
56kgのハンデは楽ではないでしょうが、実力では最右翼だと思います。
以下人気薄からなので、手広くいきます。