さて、今年初GIです。
ここを当てて幸先良く春のG1戦線を気持ち良く迎えたいところです。
比較的人気が割れていますが、G1級レースの勝ち馬は僅か3頭。
それ以外に重賞を2勝以上している馬も3頭のみ。
実績ある上位馬は比較的はっきりしているように思います。
本命はG1級を5勝しているフリオーソ。
既に7歳ですが、特に昨年度の成績が良かったように今が一番充実しているように思います。
かしわ記念で昨年のこのレースの勝ち馬エスポワールシチーの2着し、帝王賞では宿敵カネヒキリを破り優勝、休み明けの日本テレビ杯では58kgの斤量を背負って、56kgの斤量だった後のJCダート勝ち馬トランセンドに圧勝、JBCクラシック、東京大賞典ではスマートファルコンの逃げに屈しましたが、東京大賞典は勝ち時計が2分00秒4の脅威のレコード決着となり、フリオーソ自身も過去のレコードを1秒以上更新する2分00秒7で走破。
3着のバーディバーディには3馬身半と決定的な差をつけました。
長くなりましたが、ここでは実績が1枚も2枚も上です。
今回は久々の1600mとスタート地点近くの芝生部分でダッシュがつくかどうかを懸念されて人気が落ちているようですが、1600mは昨年かしわ記念でエスポワールシチーの2着し、1800mながらトランセンドに1分48秒台で走破しているようにスピード決着には問題ありません。
またここ数走前半3Fで34秒台から35秒台とかなりのダッシュ力を見せており、これが芝に入ったからと言ってダートでのそれより遅くなることはないでしょう。
長くなりましたが、ここはフリオーソで自信ありです。
相手には東京1600mが最適なバーディバーディ。
前走は2000mでフリオーソにちぎられましたが、オープンを2勝している府中1600mなら差は詰まると思います。
フリオーソにマークされる枠順はマイナスですが、意外に他に速い馬がいないので、そこそこマイペースで運べそうです。しかし、距離短縮とコース変わりはこの馬にはマイナスでしょう。
現在10番人気ですが、1600mに実績がないとはいえ、ステップレースの1つである平安Sを勝ちに行ってモノにしているのに、あまりにも人気がなさすぎの様な気がします。