現在単勝1ケタ台の馬が7頭と、大混戦です。
毎年人気が割れるレースですが、ここ数年は大荒れはなく、前走2400m以上のレースからの臨戦で、長距離実績のある馬が好走しています。
長距離戦で特に重要なのは騎手、長距離適性。
混戦で重要なのは騎手、展開、馬の調子。
この2つからひも解いて考えて行きます。
本命は昨年秋から本格化したコスモヘレノス。
2500mのアルゼンチン共和国杯を3着と好走した後、3600mのステイヤーズSを制覇したように、長距離適性は十分です。
前走は大敗しましたが、これは出遅れた上に外枠から脚を使って押し上げるというロスの多い競馬だったため。
それに上がりが速くなる京都コースも合っていなかったと思います。
今回は地力が問われる東京コース。按上もベリー騎手へと強化。ミヤビランベリとイケドラゴンと逃げ馬が2頭おり、スタミナの問われる流れになりそうです。
前走の大敗で人気が落ちているので、ここは狙い目です。
東京コースも2戦2連対と好相性。
この馬も騎手がデムーロ騎手に按上強化し、G1で3着の割には斤量も55kgと有利です。
単穴に一昨年の勝ち馬モンテクリスエス。
ここにきて調子を上げており、騎手も南関東の雄戸崎騎手。
もちろん長距離適性十分で、ここでも必ず上位争いに加わってきそうです。
複穴にイケドラゴン。
難しいレースなので相手は手広く取ります。
