(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

AJC杯レビュー・・・トーセンジョーダン順当勝ち

逃げ、先行馬が多かったのでそこそこ流れるだろうとの思惑がありましたが、実際は1000m通過が1分3秒4と超スローペース。
この流れが着順に影響を与えました。
 
勝ったのはエアジョーダン。
有馬記念で逃げて5着に好走していたので、ある意味ここでは順当勝ちでした。
58kgの他馬より重い斤量でしたが、全く問題なし。
前目の位置取りから自分で動き、逃げるミヤビランベリを捕らえてゴール。
G2レベルでは格上と言って良い内容でした。
中距離ならばG1級で十分やれると思います。
 
2着に逃げたミヤビランベリ
何と言ってもマイペースで逃げられたことが大きかったと思いますが、前走1年ぶりの実戦で大敗していたので、さすがにまだ完調にはないだろうと思っていましたが、直線でマルカボルトに並びかけられながらも逆に差し返して粘ったのは地力でしょう。
8歳馬ですが、強い馬です。感服させられました。
 
もっと前に行くかと思いましたが、有馬記念でもそうでしたが、行こうとしてもダッシュが付かない感じで後方から2番手から。
これだけ後ろにいては、今日の流れでは厳しいと言わざるを得ません。
それでも最後最もいい脚で3着に飛び込んだのは地力以外の何物でもありません。
しかしさすがに8歳。このペースでもあれだけ前へ行けないようでは、もうひと花咲かせようと言うのは、よっぽど展開等に恵まれないと難しい気がします。
 
小生対抗のコスモファントムは4着。
もう少し前へ行くかなと思いましたが、松岡騎手は最初から行く意思を全く見せませんでした。
他にも逃げ馬がいたので変に追いかけるより良いとの判断かもしれませんが、決して切れ味のある馬ではないだけに、せめてマルカボルトあたりのポジションにいないと辛いでしょう。
逃げないとしても、「みんな行かないなら先に行くよ」という意思を示しつつ、逃げるまでにある程度逃げ馬に脚を使わせるべきだったと思います。
道中3番手付近を追走していましたが、ミヤビランベリとマルカボルトの間を抜けてこようとしていましたが、2頭の間が狭く、また途中まで2頭とも伸びていたので中うを突きにくい感じでした。
結局脚をやや余した感じの4着。
もうちょっと積極的に乗って欲しかった、というのが小生の本音です。
 
5着に牝馬ダイワジャンヌ。どちらかというと夏馬のイメージがありますが、差のない5着に入って冬でもやれることを証明しました。最後の脚はなかなかみどころがあったので、ここに来てまた少々成長したかな、という印象を受けました。
 
6着にマルカボルト。レース展開としては理想的だったと思います。
直線でもミヤビランベリを簡単に交わせそうな雰囲気でしたが、結局差し返されて6着。
まだ重賞で勝ちに行って勝てるほどの地力はなかったということでしょう。
しかし、まだ4歳。
レースセンスは良いので、これから成長して来れば面白い存在にはなりそうです。
 
その他ではサンライズベガしんがり負け。
3コーナーまで手応え良く上がって行ったので結構前に来そうだなと思っていたのですが、そこから全く伸びませんでした。こんな馬ではないはずですが・・・
鼻出血とか、故障とか、休養明けか、何かのアクシデントが影響したのでしょう。
 
スローで流れたので、後方待機の馬や4コーナーでうまく馬群を捌けなった馬は力が出せないまま終わってしまいました。
2分14秒2でのやや遅い決着でした。
このレースの評価がやや微妙ですが、勝った馬は着差以上の強さがあるとみました。
2着以降は何とも・・・
但し、3着コスモファントムは次走狙いたいと思います。