(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

今さらですが・・・平安Sレビュー

フェブラリーSへの重要なステップレースなので、忘れないうちに書いておきます。
 
レースのラスト3Fが38.3秒。勝ち時計が1分51秒5。
砂質が比較的軽く、直線下り坂の京都コースとしては時計の掛かったレースでした。
 
このタフなレースを制したのは、昨年の2着馬ダイシンオレンジ
道中は絶好の3番手・・・と言いたいところですが、レースの流れを考えると、それなりに厳しい位置取りだったと思います。
直線では早めに先頭に立ち勝ちパターンになりましたが、さすがに最後の1Fは13秒かかりバタバタになったところを外からインバルコとサクラロミオが強襲。
ハナ差残したところがゴールでした。
ペースを考えると、着差以上の完勝と言って良いでしょう。
ずっと1800mばかり使っているのでフェブラリーSに行くかどうか不明ですが、父アグネスデジタル×母父ラシアンルーブルなので血統からは十分適性がありそうですが、付け加えておきたいのはただ1回左回りを走った中京1700mで、1番人気に推されながら惨敗しているということです。
 
2着は惜しくもインバルコ。
外枠でずっと外を回され、直線も大外を回るややロスのある競馬でした。
それでも長くいい脚を使ってハナ差まで迫ったところがゴール。
展開が向いたのは確かですが、ずっと外を回ってここまで来たのは力のある証拠でしょう。
フェブラリーに行くかどうか分かりませんが、どちらかというともう少し長めの距離の、力のいる馬場で持ち味が活きる馬ではあります。
 
3着も道中ずっと外を回ったサクラロミオ。
常にインバルコの近くを回る展開で、最後の脚もこちらの方が良さそうdしたが、最後にインバルコに競り負けました。3,4着が多いように、やや最後の勝負根性がどうなのかな、という感じでした。
 
4着に道中ダイシンオレンジの斜め後ろを回っていたビイラニハイウェイ。
いい感じで追走していましたが、最後はダイシンオレンジに突き離されてしまいました。
このあたりは上位陣との力の差というところでしょうか。
 
1番人気のマチカネニホンバレは5着。
内からいい位置を走っているなと思いましたが、やや行きっぷりが良くなかったように思いました。
安藤勝騎手によれば、「大トビの馬だけに今日の様な上滑りする馬場は良くなかった」とのこと。
確かに行きっぷりが本来のものではありませんでした。
それにもう少し軽い馬場の方が良さそうです。
さらに言えば、やや買被られた感があったかもしれません。
 
後は5番人気のドリームライナー
何故この馬が5番人気になったのか良く分かりませんが、4番手追走から4コーナーで後退。
オープンではすんなり先行してどうか、という程度の実力でしょう。
しかしまだ5歳。暑い季節の方が良さそうなので、暖かくなってきたら要注意でしょう。
 
過去にはヴァーミリアンエスポワールシチーなどのチャンピオンホースを輩出しているこのレースですが、4歳馬の好走はありませんでした。
敢えて言えば、5歳、ハナ差2着のインバルコがこれからどこまで良くなっていくか、注目の存在です。