名称：メディチ・エルメーテ・クエルチオーリ・レッジアーノ・ランブルスコ
/ "Mwdici Ermete Quercioli Reggiano Lambrusco"
Type：赤・弱発泡・辛口 生産者：メディチ・エルメーテ・クエルチオーリ
ぶどう品種：ランブルスコ 価格：1,000円前後 アルコール度数：11%
スパークリングワイン（シャンパン）と言えば一般に白かロゼですが、イタリアには今回紹介するランブルスコをはじめ、赤発泡のワインがいくつかあります。
色はやや濃い紫色で、香りは炭酸を通じてスミレの花、野イチゴのような香りがします。
飲んでみると、とても不思議な感覚がします。
赤ワインなのに、発泡の炭酸により、ワインと舌の間にクリームの層でも挟んでワインが浮き上がっているような感覚がします。
しばらくすると炭酸も収まって、野イチゴ、ラズベリーのような比較的軽いボディの赤ワインが舌の上をつるんと滑って行きます。
弱発泡で、泡のキメが細かく、クリーミーに感じられます。
イタリアのスパークリングワインは一般にスプマンテと呼ばれ、フランスのシャンパン、スペインのスパークリングワイン、カヴァと比較すると弱発泡のものが多いのですが、それらともまた全く違った感覚が楽しめます。
他に比較しうるワインがあまりないので、おいしい、おいしくないという以前に「不思議！」「面白い！」という感想が先に立ちます。
ワインの味自体は軽めでフルーティなので、ワイン初心者でもとっつきやすいです。
ワインを楽しんでいる方にはぜひ一度は飲んでみることをおすすめします。とにかく、不思議で面白いです。というより、酒好きの方には、人生の経験として「こういうお酒もあるんだ！」という感覚を楽しんで頂きたい１本です。
蛇足ですがビンの形も面白いので、飲み終わった後はインテリアとしても使えます（本当か？）。
小生の素人的評価：7（10点満点）
★★★☆
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