(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

【ワイン】シャトー・ヌフ・デュ・パプ

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小生はブルゴーニュピノ・ノワールというぶどうからできた繊細なワインが一番好みですが、グルナッシュというぶどうを主体にした南フランス(コート・デュ・ローヌ、ラングドックなど)の果実味あふれるワインも大好きです。

そんな南フランスを代表するワインの一つがシャトー・ヌフ・デュ・パプ。
グルナッシュを主体にして、シラー種、ムールヴェードル種と、これらもまた温暖な地方で採れるパワーあふれるぶどうをブレンドしたワインです。
ワインの色は濃い目の紫色で、アロマ(果実香)はカシスのような濃い果実の香り。ブーケ(醸造香・・・グラスを少しまわして立ち上ってくる香り)も野獣の肉、シナモンのような強い香りで、パワーの強さを予想させます。一口飲むとガツンと来るパワーに圧倒されますが、口の中でだんだんと果実味を感じるようになり、最後には心地よい酸味、苦味が余韻を残し、飲んだ瞬間のパワーはすっと消えて行きます。
このワインはテレビドラマ化された「神の雫」という番組でも紹介されていましたね。

写真はE・ギガル社のワインで、値段はたしか4,000円弱でした。
仕事で、上司に午前中に書類を大幅に直せと言われ、時間的余裕がなく急いでやったのですが分量的に間に合わず、結局誤字脱字が多くなってしまい、挙句の果てに「誤字脱字が多い」と言われ、やけ酒用にいつもより高いレンジのワインを買いました。

そもそも小生はこの手のパワーのあるワインは苦手だったので避けてきたのですが、ある日ふと見かけた南フランス産で、グルナッシュ種とメルロー種のブレンドで作られた、ヴァン・ドゥ・ペイ(Vin de pays 一応その地域ごとにぶどうの品種などの規定はあるものの、比較的自由に作られた地酒レベルのデイリーワイン。輸入されてくるワインの中ではランクがやや低い)のワインを買ってみて、飲んだ時の今まで感じたことのない、あふれる果実味に感動しました。その延長線上にシャトー・ヌフ・デュ・パプがあるんだろうなぁと思ってはいたものの、少々お高いので手が出せずにいました。しかし色々とストレスがたまったので、ストレス解消に高いワインを買ってやる!!と思い、買ってしまいました。

ボルドーワイン・ブルゴーニュの繊細なワインもいいですが、南フランスのワインはこれに限らず、また違ったワインの良さを教えてくれます。野球選手で言うとボルドーワイン・ブルゴーニュワインがイチロー選手・松井(秀)選手で、南フランスのワインは新庄選手、現阪神の新井選手、G.G佐藤選手といった感じでしょうか。

いきなりフルボディ(飲み応えがある)ワインだときつすぎるので、まずはグルナッシュ種が主体になっているミドルボディのワインをお勧めします。ワイン好きの方は、ぜひ飲んでみてください。

小生の素人的評価:8.5(10典満点)
★★★★☆