競馬の祭典ですが、なかなか難しいレースだと思っています。
1000万下の青嵐賞で2400m2分22秒台が出たように、非常に速い時計の決着になりそうで、すぷーど、スタミナなど総合力が問われそうで、何か一つでも欠けると勝てない、というレースになりそうです。
かなり人気薄ですが、グレイルを本命にしました。
その前走は出遅れた上に直線でも2,3回と前が詰まり進路を探す場面があり、決してスムーズなレースではありませんでした。まともなら少なくとも3着はあったと思います。
前走も出来としてはようやく間に合った感じでしたが、陣営によれば今回は「旋回より数段上」に仕上がったとのこと。確かに調教の動きは絶好でした。
岩田騎手も2度目騎乗ですし、ゲート練習も毎日のようにこなしているのでスタートも良くなってくるのではないかと思います。
引っかかるところは全くない馬で、ハーツクライ産駒で距離延長も良さそうですし、京都2歳Sでは2戦目でタイムフライヤーを差し切ったように切れ味と持久力を兼備した馬。
後は岩田騎手の勝負強さに期待します。
対抗も人気薄ですが、ステイフーリッシュ。
2戦目のホープフルSでもいきなり3着したように、素質はある馬。
今回も同じようなレースができれば、ここでも当然有力だと思います。
大舞台に強い横山典騎手も魅力です。
3番手にキタノコマンドール。
皐月賞では後方に置かれ、非常に厳しい位置から大外を回って追い込んできたのは立派です。
すみれSの内容からも距離延長は全く問題ないですし、デムーロ騎手も魅力。
ただ後方から外を回る競馬をしている馬なので、今の東京コースの馬場で差し届くかどうか、ということで3番手評価としました。
人気のダノンプレミアムは4番手に。
もちろんこの世代でトップレベルの力があると思いますが、成長著しいこの時期に2週間馬場には入れなかったことは厳しいと思いますし、また気性的に引っかかるところがあり、体型的にはやはりマイラーよりで2400mは長いと思います。
底力で押し切るケースもなくはないですが、人気でもあり抑えに回そうと思います。
ブラストワンピースは2400mは良いと思いますが、一線級と戦ったことがないのがどう出るかでしょう。