直前に大雨が降りましたが、意外に速いタイムでの決着でした。
中段やや前の追走から、直線外に出してスピードリッパーと併せるような形で伸びてきました。
はるか前にピュアブリーゼが粘っていましたが、一完歩ごとに差を詰め、クビ差交わしたところがゴールでした。
そして馬券的には切ってしまいました。。。
前走2000mで勝った実績を素直に評価するべきでした。
2400mはこなす程度ではないかと思いますが、直線で観客の歓声に驚いて内にササリながらの勝利だったので、着差以上に余裕がありました。
この雨の中2分25秒台は優秀なタイムで、秋も期待できそうです。
2着に小生の本命ピュアブリーゼ。
大外枠でしたが、柴田善騎手が注文をつけてハナへ。
前半の1200mが1分12秒9、後半の1200mが1分12秒8という、ベテラン柴田善騎手らしく芸術的な平均ペースに持ち込みました。
あまり逃げるイメージのない柴田善騎手ですが、昨年のオークスのアグネスワルツも逃げて善戦したように、逃げ馬でのペース配分は超一流です。
最後の最後にエリンコートに交わされましたが、この馬の持ち味であるしぶとさを十分に発揮させたと思います。
内田騎手のケガによる代打騎乗でしたが、お見事でした。
また、それに応えたピュアブリーゼも称賛されてしかるべしでしょう。
3着に2番人気、小生対抗のホエールキャプチャ。
スタート後に挟まれて後方の位置取りになってしまったことは痛かったと思います。
それでも直線では1番良い脚で伸びてきましたが、3着まで。
再び善戦で終わってしまいました。
好スタートを切れていたら勝っていたかもしれません。
今日も競馬に勝って、勝負に負けた感じです。
秋の巻き返しが期待されます。
道中は折り合いに専念して後方から。それでもちょっと掛かり気味だったと思います。
道中も外を回り、直線では一番大外へ。
1番人気だったので安全策を取ったのかもしれませんが、直線の伸びも前走ほど弾ける感じはありませんでした。
やはり現状では2400mはちょっと長いのかな、と思わせる内容でした。
2000mくらいまでなら何とかなりそうな感じですが・・・
5着に人気薄スピードリッパー。
引っかかって走る感じの馬なので正直手を出し辛かったのですが、兄にポップロックがいるという血統背景は伊達ではありませんでした。
現時点では上位馬とは力の差がありそうですが、将来性を感じさせる内容でした。