(まだ工事中)小生のまいぺーすぶろぐ

2022年の馬券回収率は101%でした。

競馬用語集

競馬新聞を読んでも、専門用語が多すぎて良く分からない・・・という方のために、競馬で良く使われる専門用語集をまとめました。
皆さまの理解に少しでも役立てば幸いです。
まだまだ工事中なので不十分ですが、どんどんアップして行きます。
 
あ行
 
上がり3F(あがり3はろん)・・・ある馬がゴールから逆算して3F(ハロン)。つまり600mを何秒で走ったのかを表す言葉です。競走馬のレースで発揮した瞬発力の指標として用いられます。但し、レースのペース、競馬場の形状、馬場状態によって左右されますので、それらを考慮した上で用いることが必要です。
 
穴/穴馬(あな/あなうま)・・・人気がない(オッズが高い)馬のこと。通常実力的に劣ると考えられているため好走する可能性は低いが、その分好走した時の配当は高い。
 
穴党(あなとう)・・・常に人気のない馬を馬券の軸に据え、高配当を狙う馬券の買い方をする人
 
穴人気(あなにんき)・・・実績、近走の結果などから人気がないと思われているにも関わらず、そこそこの人気になっている馬。一般的に穴人気になっている馬は、力量的に劣ると思われているものの、穴党の狙い馬が集中して人気になってしまうことが多い。このような馬はたいていの場合期待値(予想平均回収率=オッズ×確率)が低いので、馬券の軸に据えるのは避けた方が良いと思われる。
 
一杯(いっぱい)・・・
①調教で、馬に鞭を入れ、全速力で走ること。「一杯に追う」などと用いる。
②レースで、余力(スタミナ)がなくなった状態。「4コーナーでもう一杯だった」などと用いる。
 
入れ込む(いれこむ)・・・パドックや返し馬などで馬が興奮してしまい、余計な体力を消耗してしまうこと。一般的に入れ込んでいる馬は好走しないことが多いが、中にはレース前にほぼいつでも入れ込んでいる馬もおり、このような馬は力を出し切れることもある。このような馬は、パドックは入れ込んでいるか否かではなく、前走の入れ込み具合ご比べてどうか、という相対評価をする必要がある。
 
内回り(うちまわり)・・・競馬場によって競走できる距離の調整のため、3コーナーを早く迎える内回りコースと、その先に3コーナーがもう一つあり、より大きくコーナーを回る外回りコースと、3コーナーから4コーナーにかけて2つのコースを設定している場合がある。この場合、当然内回りコースの方が最後の直線が短くなり、外回りコースは直線の距離が長くなる。中山競馬場京都競馬場阪神競馬場新潟競馬場に設けられている。
なお、ダートコースは内回りコースのさらに内側に設けられている。
 
馬なり(うまなり)・・・騎手が特に馬を追う動作をしないで馬が走っている状態。
 
馬単(うまたん)・・・馬番連勝単式の略。1着、2着馬を1頭ずつ指名し、1着に入ると予想した馬が1着となり、2着になると予想した馬が2着に入った場合的中となる。なお、馬連と違い1着、2着の順番が逆の場合は不的中となる。
 
馬連(うまれん)・・・馬番連勝複式の略。指名した2頭が、両方とも1着、2着に入った場合に的中となる。なお1着・2着の順番は問わない。
 
馬主(うまぬし)・・・ある競走馬の所有者、オーナーのこと。通常は「ばぬし」と言われるが、正確にいえば誤りである。馬主は通常出走した馬が獲得する賞金の8割を受け取ることができる。しかし、1頭の競走馬は数百万円から、数千万円、また年に数頭数億円単位の購入資金が必要な上、毎月の競走馬の管理費が数十万掛かる。従って、ある馬の賞金を受領する権利を数人~数百人で分割し、また購入費、管理費を同じように複数人分割で支払う、「一口馬主」として馬主になる場合もある。このような場合、馬主名は競走馬を管理するクラブ(法人)の名称となる。有名どころでは、社台レースホース社台RH)、サンデーレーシングサラブレッドクラブ・ラフィアンキャロットファームなどがある。
 
追い切り(おいきり)・・・レース前の最終調整のこと。ここでの動き、タイムなどを見て出走馬の好不調を見極めることが多い。通常レース直前の水曜日が木曜日に行われる。
 
追い込み/追い込み馬(おいこみば)・・・馬群のほぼ最後方から競馬をする馬のこと。
最後の直線で一気に力を爆発させる馬。さらに詳細はこちら↓
 
追う(おう)・・・
①騎手が馬を前進させる動作をすること
このアクションがうまい騎手を「追える騎手」と呼ぶ。一般に地方競馬出身の騎手や外国人騎手に追える騎手が多い。
②追い切りのこと。「ダートコースで7ハロンから追われた」「XX騎手を背に追われた」などと使用する。
 
大穴(おおあな)・・・予想する人が、人気はないが、馬券の対象になりうると評価した馬のこと。「×」、「☆」等で表わされることが多い。小生の予想では、「×」として表示しているが、「×」マークには抑えの意味も含んでいる。
 
抑え(おさえ)・・・必ずしも有力な馬とは思わないものの、馬券の対象になる可能性があるために念のため買っておく馬券をいう。
 
オッズ・・・配当の倍率のこと。例えば単勝2.5倍のうまが優勝すれば、単勝馬券を100円買っていれば250円となる。また、最初から「もし100円を賭けて当たったら、いくらになるのか」で表わされる。JRAの公式発表では後者が用いられる。
 
折り合い(おりあい)・・・競走馬と騎手の間でうまくコミュニケーションが取れて走っているかどうかを表わす。「折り合っている」=「競走馬と騎手のコミュニケーションが取れ、無駄な力を使わずに騎手の意図通り走っている」
「折り合いを欠く」=「馬と騎手との意思疎通がうまくいかず、馬が騎手の意図に反して走り、余計な力を消費していること」などと用いる。
 
オーブン特別(おーぷんとくべつ)・・・通常オープン馬同士で戦うレースだが、重賞ではないレースのこと。
 
オープン馬(おーぷんば)・・・(獲得した本賞金(勝った時の賞金と重賞2着時に得た賞金)÷2>1600万円である馬のこと。
 
か行
 
返し馬(かえしうま)・・・競走馬がレース直前に競馬場のコースに入り、向こう正面まで軽く走り、ウォーミングアップを行うこと
 
掛かる(かかる)・・・「引っ掛かる」参照。
 
カンカン/あるいは「カン」・・・騎手・馬具を含めた、ある馬の負担斤量のこと。負担斤量を計る場所のことを「カンカン場」と言ったことが語源。使われ方としては、負担斤量が増加すると成績が著しく落ちる馬(主として馬体が小さい馬の場合が多い)を、関係者が「この馬はカンカン泣き(斤量泣きとも言う)するから」などと使用する。
 
期待値(きたいち)・・・予想される平均的な回収金額。もともとは統計学、経済学の用語。
競馬ではオッズ×確率で表わせる。
競馬で儲けることを考えるのは、期待値が高い馬券を買うことと同じである。
 
斤量(きんりょう)/あるいは「負担斤量(重量)」・・・ある馬にレースの際に、騎手+馬具(鞍など)、つまり裸の馬をゼロとして、競走時に馬に乗せる騎手+ものの重さ。
 
屈腱炎(くっけんえん)・・・馬の前足の「屈腱」という部分が炎症を起こし、競走できない状態になる怪我。一度屈腱炎になると、完治が難しく、炎症が治まっても再発する場合が多いので、競争生命に大きな影響を与える。
 
ケン・・・”見”のこと。つまり見るだけで馬券を買わないこと。予想が難しく、自信が持てない場合などにすることが多い。
 
ゲート・・・レースのスタート時に用いられる、鉄柵でできた移動式の扉。
転じてスタートそのものを指して用いられることも多い。「ゲートに難がある」=「スタートが悪い/出遅れ癖がある」、「ゲートさえまともなら」=「スタートさえまともなら」のように用いられる。
 
さ行 
 
3連単(さんれんたん)・・・3連勝単式の略。あるレースで、1着、2着、3着を順番通りに指定した馬が入線した場合にのみ的中となる馬券。現在の中央競馬の馬券では最も当たりにくい馬券だが、当然的中時の配当は大きい。
 
3連複(さんれんぷく)・・・3連勝複式の略。あるレースで、1着、2着、3着に入ると予想した馬が、全て3着までに入線していた場合に的中となる馬券。3連単と違い、1着、2着、3着の順番は問わない。
 
先行馬(せんこうば)・・・馬群の前の方で競馬をする馬のこと。詳細はリンク先参照。
 
差し馬(さしうま)・・・馬群の中段からやや後方につけて競馬をする馬のこと。
また、先行している馬を捉えることを「差す」という。詳細はリンク先参照。
 
重賞(じゅうしょう)・・・2着の賞金まで本賞金に加算されるレース。格が高い順にGI、GⅡ、GⅢとなっている。
 
GI(じーわん)・・・あらゆるレースの最高峰に位置するレース。天皇賞(春、秋)、有馬記念、ダービー等がこれに当たる。中央競馬では年間22レース(多分・・・)がある。
 
GⅡ(じーつー)・・・GIに次ぐ格の高い重賞レース。
 
GⅢ(じーすりー)・・・重賞レースの中では最も格の低いレース。
 
ソラを使う(そらをつかう)・・・レースで先頭に立つと後ろの馬を待ってしまい、余力があるのに馬が力を抜いて走ることを言う。同じ意味で、「フワッとする」という表現もされる。馬は本来集団(群れ)で暮らす動物なので、なるべく集団の中に居ようとする本能が多かれ少なかれあるため。騎手があまり早く先頭に立ちたがらない一因である。但し、逃げないと力を出せないという馬は、逆に集団に入るのを嫌う馬である場合が多い。
 
た行
 
対抗(たいこう)または対抗馬・・・予想する人が馬券の2番手として評価した馬のこと。換言すれば、予想する人がこの馬の馬券を買うことが、本命の次にもうかる可能性が高い、と考える馬のこと。通常「○」マークで表わされる。「勝つ可能性が2番目に高い馬」と言われることもあるが、正確な表現ではない。
 
単穴(たんあな)・・・予想する人が馬券の3番手として評価した馬のこと。または、人気はないが勝つ可能性があると評価した馬のこと。通常「▲」マークで表わされる。
 
単勝(たんしょう)・・・どの馬が1着になるかを当てる馬券の種類。
 
出遅れ(でおくれ)・・・競走馬がレースでスタートする際、ゲートが開いてもすぐに出て行けず、立ち遅れてしまうこと。出遅れはほとんどの場合レースでの位置取りを悪くしてしまうので、ほぼ絶対的に不利である。
しかし、稀に超ハイペースになった場合に、出遅れて仕方なく後方待機していた馬に展開が向いて好走することもある。また武豊騎手がシャダイカグラで制した桜花賞のように、明らかに外枠が不利なコースではゲートをフワッと出て、他馬の後ろからコースロスを最小限にとどめて内側を追走することにより、出遅れが功を奏することも稀にある。