勝ったのは小生の本命アリゼオ。
格の違いを見せて完勝。
パワータイプなので渋り気味の馬場も味方しました。
皐月賞へ向けて、いい勝ち方でした。
中山巧者ぶりもいいですね。
２着に残ったのはゲシュタルト。
１勝馬でもあり、正直買いづらい馬です。
上記の２頭の凡走に助けられた感はありますが、最後の伸び脚には見るべきものがありました。
いつでもこれくらい走れる馬かと問われると難しいところですが、少なくとも何か条件が向けば、皐月賞でも好勝負する可能性はあるでしょう。
そして３着に断然１番人気のローズキングダム。
マイナス体重で仕上がってはいましたが、もともと馬格がないだけに成長がないかなという印象を受けました。
スタートしてちょっと下げて中段につけました。そこで折り合いはついていました。
むしろ行き振りが悪く、おっつけながらの追走に見えました。
朝日杯でもおっつけ気味の追走だったように多少ズブさがある馬ですが、今日のスローペースの中でも追い通しだったのは気にかかります。内枠だったので、馬場の悪いところを通った影響もあったのかもしれません。
この辺は小牧騎手のコメントを聞かないと何とも言えません。
直線も最内を突いて、うまくさばいて出てきました。
ただアリゼオまではさすがに届かない位置になっていました。
直線はゲシュタルトとの追い比べでしたが、内の悪い部分を走ることになったのは誤算だったかもしれません。
最後は差し返されるような感じでの３着でした。
これをどう評価すべきでしょうか。
良かった点は以下の通りです。
①スローペースにも掛かることなく追走できた。
②かなり馬群でもまれる競馬だったが、問題なかった
③直線追い出してからの反応はなかなか良かった
一方問題点は
①休み明けとは言え、完敗だった。つまり、あまり成長が感じられなかった。
②スローな流れにも関わらず、追走に余裕がなかった。
③直線追い比べで負けてしまった
と言ったところでしょうか。
また馬場の悪い内を通って、メンバー中最高タイの上がりタイムで走っているので、一応能力は示しました。
やはり、問題点①が一番気になる材料でしょう。もうちょっと成長して出てきて欲しかったのは事実です。
但し、今日でもそこそこ走れていますし、休みあけだったことを考えれば悪くないとも言えます。
もまれる競馬でも問題なく走りました。
そのように考えると、上積みのある皐月賞でも十分に勝負になるのではないでしょうか。
但し「２強」と言うイメージから、「１強プラス群雄割拠」となったことも事実でしょう。
サンライズプリンスは出遅れが響いて４着。
先行したらどれくらいの能力があるのか見たかったですが、これまでと違う競馬で脚は見せました。
皐月賞は除外でしょうが、ダービーｎ5向けて有力馬の１頭であると思います。
そんなところでしょうか。
概ね皐月賞の出走馬が見えて来ました。
今のところヴィクトワールピサが頭一つ出ている感じですが、その他の馬も差がなく、混戦模様となりそうです。
